トータル・イクリプス#15「追い縋る十字架」
特番を経て、新章突入。気分一新というより、元のストーリーに立ち返った感。
基本的に、BETAとの戦闘よりも、人類の間での冷たい戦争のが本分であるらしいし。開発やら試験やらが、主人公たちの本来の舞台であるし。
冒頭の戦闘シーンは、久しぶりに動きまくりで見応えがありました。BETAとの戦闘ではないのが緊迫感の点で少々残念でしたが、むしろやっぱりロボットの、ロボット同士の戦闘シーンっていいものだなあ。と、再確認させてくれたような気がします。
一方で、キャラクターの作画は相変わらずの不安定さが続き、がっくり。もう仕様と思うしかないんだろうか。
ユウヤ因縁のライバル?をはじめ、多数の新キャラクター投入。一気にレギュラーが増えた感がありますが、それぞれに個性的で、しっかり印象に残りました。
とりあえず男性キャラが増えることは歓迎。ただ、ユウヤ、ひいては見る者にストレスをかける存在になりそうなことは、若干の不安材料ではあります。
一方で、最近影の薄かったイーニァとクリスカについてのフォローも入り、かねてからの仲間たちとは良好な人間関係を築いていることが描かれ、タリサの可愛さはとどまるところを知らず。
良くも悪くも、安定してきたなぁという印象です。作品全体に対して。
マブラヴという作品群の中での立ち位置を考えると、もうあまり驚かされることもないかな。
このへんで唐突に、第一話・第二話みたいな、ハードなオリジナルエピソードを展開し始めたりしたら、凄く面白いと思うのですけれど。
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今月ようやっと発売されるOP。ってどんだけ遅いんだ!?OPの新旧交代もだいぶ遅くなるようだし、なんつうかいろんな意味で、いろんな方面で「スケジュールの見えない」アニメであることよ。