宇宙兄弟#26「痛みを伴う面接」

 いやあ今回は実に楽しかった。何度も声を出して笑ってしまいましたよ。
 六太の愛敬もさることながら、とにかく、前から言っていますが、アニメになって動きと声がついたこと&若干追加されたお遊び要素により、見ていて本当に楽しい。
 平田広明は凄い。と、しみじみ感じさせられるのも、毎週のこと。

 それにしても南波一家、兄弟はもちろんですが、チャーミングなお母ちゃんも、微妙にお茶目なお父ちゃんも、実に魅力的なのであります。「ブサイクというよりぶちゃいく」。可愛すぎだろうお父ちゃん……。

 凄く地に足の着いた、俗っぽい両親。子どもから見たら、いろいろとため息をつきたくなる。昨今叩かれまくる、いわゆる「団塊の世代」の雰囲気満載なんですが、それをこんなにもいとおしく描いてくれる、そのセンスが好き。

 ぶっちゃけ原作コミックだとけっこう苛々させられる箇所も多々あるんですが、アニメだと声と動きが可愛げを五割増にしてくれる。ほんと楽しいわー。両親が出てくるシーンは癒しです。
 この親だから、この兄弟が育ったんだな。というのも、納得。いやもちろんシャロンの存在も大きいですが。

 笑える要素のみならず、宇宙飛行士の野口さん本人による本人役、選抜最終面接の実際、新しく登場した個性的な宇宙飛行士達等々、見どころいっぱいで、ギャグもシリアスも充実の回でありました。でもって、紫はいいキャラだよなー。吾妻は声が渋格好良すぎだよなー。

 面接はフェイクであり、その後の交流での対話が主である、というのは、どっきりさせられます。試験が終わったと思って弛緩したところを刺される(違)のは、実に怖いけれど、効果的だろうな、と。

 とりあえず紫には素晴らしく好印象を与えることに成功したっぽい六太ですが、そこで、地雷の吾妻との対話。
 どう転ぶのか。って、悪いことにはなるわけがないと、六太と日々人と吾妻を見ている視聴者としては思っちゃうわけで、良くも悪くも安心して見ていられますが、どんな対話が為されるのか、楽しみという意味で気になります。
 ああ本当に面白かったなぁ……(反芻)。

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 ぶちゃいく犬アポのグッズ、それなりに出ていて、よいかんじです。ぶちゃいくゆえに今ひとつ大ブレイクとは行かない気がしますが、だがそれがいい。というやつで。
 モバイルポーチもこれくらいシックなデザインなら全然OKだなあ。

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