トータル・イクリプス#13「選択の対価」

 緊張高まる戦闘回、存分に堪能いたしました。
 ユウヤと唯依のデレデレ、鈍感ユウヤさんとツンツン唯依さんも堪能いたしました。ファーストネームで呼び合うという好感度アップ第一段階イベント、進行中だよ!

 冒頭は、お馴染みの学友達のあれとはまた別の回想シーンで。唯依の心には、幾重にも傷がつけられているのだな、と知る。さらに山本伍長で傷の上塗り……。
 それだけ心の弱ったところに颯爽登場(あれ、なんかアニメが違う)したユウヤさん、おいしいところ持っていきすぎです。いやまあ超危機に陥っていますけれど。

 一方のソ連は相変わらず。鉄のカーテンって言葉、今となっては懐かしいな。こんな状況下でも政治ゲームを続けるのは、ある意味鉄の意志かもしれませんが、それにしても、もどかしい。人類同士の戦争ならともかく、異形の相手との種の命運を賭けた戦いなのに。
 出番の無いクリスカとイーニァも気になりますが、状況的に、なにやらジャール大隊の行く末が不安でしょうがなくなってきました。経験を積んだ軍人、部隊なのに、あっさりと切り捨てられそうになってるし。もしやこれは、以前に示された民俗差別問題にも絡んでいるのかな。
 いずれにせよ、不快。この不快さが、カタルシスへと繋がってくれると良いのですが。あるいは清濁あわせて楽しむべきなのかな。

 脱出を試みるも、唯依の身体への負担が大きかったり、ユウヤの機体の損傷が激しかったりで、あっちもこっちも危機的状況。それが逆に燃えます。
 絶望的な極限状況を楽しむアニメ。当初から、その認識ですもの。もっともっと危機に陥ってもいいのよ?なんぼでも楽しむわよ?

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 10月からはOP・EDとも変更になるようですが、OPの発売が10月下旬って。アニメとのタイアップ効果については、全然意識していないというか、気にかけていないし期待していないってことなのかしら……さすが大物。

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