境界線上のホライゾンII#11「花畑の合格者」
点蔵とメアリ。セグンドとフアナ。
右を向いても左を向いても、ラブラブカップル成立中だ!
うん、もう、爆発しなくてもいいけど、とりあえずもげてしまえ。もげもげ。
まあ実際には、見ていてじれったくも祝福したくなる、素敵カップルなわけですけれどね。二組とも。
初志貫徹の金髪巨乳ゲットな忍者は置いとくとして(嘘です点蔵さんイイ男すぎてくらくらします本当は)メアリが理不尽な運命の頚城から解放されたのは掛け値なしに喜ばしい。そして、最後の最後でのエリザベスの叫び……幼い頃に還った、妹の心からの叫びが、素晴らしく感動的でありました。別離の淋しさと、命を喪わせずに済んだ悦びと。
一方、セグンドとフアナもまた、おさまるべきところにおさまった感。結局セグンドは過去にのみ囚われるのではなく、受け入れた上で、後悔ではなく前を見る糧とすべきであった、というだけの話。「だけの話」というのも酷ですが、その境地に至るまで、どんだけフアナの押しが必要だったかという。
それにつけてもぎんさんはいい役回りだ。今回はラストの引き(なのか?)もしっかり持っていったし。
メアリ、そしてセグンドの自己犠牲がいずれも回避されたことにより、物語全体の様相がとても明るくなって、意味もなく泣けた先週(いやほんとに)に比べると、見ていて実に楽しくなれる回でありました。
序盤は、気持ちよくリベンジしてくれて、見ていて爽快感があったし。セシル可愛かったし。セシル可愛かったし。大事なことなので(略)
終盤は、部活襲撃なこともあり、戦闘自体は激化しているし武蔵は危機的状況なのに、なにやらスポーツを見ているような気分に。命のやりとりが、直接見えないってのもあるでしょうけれど。
けれど、茶番めいた感じは無いんだよなぁ。そのへん、けっこう不思議です。やはり世界を分厚く取ってあるおかげかしら。
ややこしい人間関係、はらはらする悲劇の部分はだいたいケリがついて、あとはひたすらアルマダ海戦を堪能することになるのかしらん。
そろそろ武神の戦闘をですね、じっくりと見たい気がします。艦隊戦は、なんぼ見ても飽きません。商人の変化球というよりビーンボールな戦いで呆れさせて欲しいし。
お楽しみは、まだ続くよ。実際のところ、正念場だよ。
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PSP版の発売を控えて、これはなかなかいいんじゃない?シンプルなデザインで、大人が持っても大丈夫っぽい……と思ったら、内側は前面アニメキャラがプリントされてるじゃないですかやだー!どうしてアニメグッズってこうなんだ。でも、まあ、内側だし、注意して使えば大丈夫かしら。