輪廻のラグランジェ season2#9「白い鴨川」
三人組帰っちゃうのかと思ったら、イゾだけは帰らないなんて、なんという俺得。サービスですかサービスですね!そんなわけないって。
しかし実際、ここであえて分断するのは面白いというかこの作品らしくない(?)思い切った仕掛けで、感心してしまった。
と、まあ、先週に引き続いて、いいバランスで見ることが出来ました面白うございました。
細かい描写や説明が足りなくて残念に思う部分は(ことにジャージ部関連で)まだまだありますが、こまけぇこた脳内補完でいいんだよ!と思えるレベル。
普通に交流を深めているキャラクター達が、よいかんじでした。見ていてちゃんと(ってのも変ですが)ほのぼの出来ました。
一方のシリアス展開。
先週の時点では、アステリアに話の軸が移ってしまうのではないかという心配をしていたのですが、アステリアはあくまでも二万年前の原因に留まりそうで、一安心。現在進行形の事件については、基本的にアドバイザーの位置に立つわけね。
対話が、会話が、説明と相互理解がとにかく足りないと思った第1シーズンに比べて、かなりオープンな雰囲気。すべてを田所らファロスの面々に打ち明けたことが、なにより良かった。
反面、ヴィラジュリオとの意思の疎通、そしてヴィラジュリオとディセルマインの意思の疎通には、若干の懸念が残るわけですが。どうなんだろうなー。ディセルマインはほんとに信頼も信用も出来ないからなー。
いずれにせよ緊張感があって、楽しめました。終盤らしく。クライマックスらしく。
……すべての悲劇&シリアスフラグは、まどかが叩き折ってくれちゃいそうな予感もじわじわと忍び寄っていますけれど主に予告で。
ここまで来たので、最後まで付き合おうと思います。とりあえずイゾの身の振り方は見届けねば……。
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TVアニメーション「輪廻のラグランジェ」オフィシャルガイド
こんなムック本、出てたんだなー。気がつかなかった。第1シーズンと第2シーズンをつなぐように出た、ということでしょうか。
外伝コミック作者の吉岡公威による描きおろしマンガ収録、というのが気になります。外伝準拠なのかしら。本編準拠なのかしら。どっちにしても読んでみたい。