境界線上のホライゾンII#8「高所の決定者」
結局のところ、大事なのは愛の力ですね分かりました!
……いやけっこうマジで。本気で。真剣に。
前田・利家が存在感を出していた前半部。前回からの論戦の続きであり、結論を見出すパートでありました。
各陣営の思惑、それぞれに運んでいきたい論。相変わらずぎゅっと濃縮したものではありますが、それぞれのキャラクターのスタンスや、貫くべきもの、また個性や性格について、舌戦を通して伝わってくるものがありました。
行き着くところはドンパチなわけですが、ただ感情に任せてわーわーやるわけではなく、本当に、外交手段のひとつとしての「戦争」なんだな、と。この世界においては、歴史再現という要素が絡んでくるため、より外交としての重要性も高いものとなっていますが。
独特で、面白い世界であります。
ここではやはり、ホライゾンの言葉の重みは、ずっしりと来るものがありました。かつて己が置かれた立場、あるいは今もなお、その立場を脱したことにより、永遠に身の内に囲い込む自答。
各国間で喧々諤々やっている一方で、末世という大きな問題もあり。今回初めて、具体的な、目に見える形で「末世」が示されて、危機感も高まり。とは言うものの、この末世さえも、現時点では交渉材料の一部となっている感がありますが。
そのうちきっと、逆転するんだろうな。燃え展開、来るのかな。という期待感いっぱいです、はい。
末世やら処刑の件やらで、今回はわりと暗く終わるのかも、と思っていたら、走り出した点蔵、その背に刻まれた傷の意味をしっかりと打ち出して、逆に決意を込めた明るさで締めてくれたのがまた、いい感じ。 というか麻呂が気配りの人すぎてもう。思えば第一期から、いいポジションにいるキャラだよなあ。作品内ではdisられつつ、ポジションそのものはおいしい、見せ場がある。ちょっと点蔵と似たものも感じますが、それにも増して、大人がちゃんと格好良いことの嬉しさよ。
ともあれ、下準備がほぼ整いまして。ここからどれだけ突っ走ってくれるか。後半戦に期待です。
アルマダ海戦楽しみだなぁ今からとても楽しみだなぁ。
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境界線上のホライゾン 喜美&正純&智耐水ポスター
この組み合わせはいじめか!いじめだな!?っていうか二期になっておぱーい増量すぎると思うんですが……むしろ貧乳キャラが癒しとなっているような……正純はまたちょっと別枠だけれど。