聖闘士星矢Ω#21「とべないペガサス!喪失からの旅立ち!」
謎の男:宮野真守、というテロップを見た時点で「ああっ」とは思ったのですが。
いやーびっくりだよ。っていうか旧聖闘士はガンダムマイスターで行くのかしら。どうなの。そうなの?
まあ、中堅どころで人気と実力の伴ったイケメン声な声優をセレクトしていくと、普通にこのへんに落ち着くんだろうなあと思います。
しかし氷河さんがイケメンすぎて参った。イケメンのくせに昔からの残念属性である、その1:マザコン その2:へんなおどり、両方とも健在すぎて、ときめきつつ笑ったのなんの。
光牙の挫折と、そこからの復活。
エデンのわだかまり、アリアとの過去。
ふたつの柱で進んだ今回のお話でありました。
修行or説教モードか、お決まりコースで退屈かもなぁ……と思ったら、氷河登場で旧作ファン感涙だった光牙編は、思った以上にストレートな展開で、少年マンガらしいカタルシスに溢れており、素直に楽しめるものでした。
氷河のバックグラウンドを知っているかどうかで、見る目が全然変わってしまいそうなところも面白いわー。っていうか、ギャグと紙一重なくらい古式ゆかしい演出が、こと星矢というレーベルを持った作品については、しっくりとはまってしまう。それもまた面白い。
一方のエデンは、過去編や、マルスへの直談判により、アリアへの真摯な想いが幾度も示されて、思い入れが深まります。アリアがまた、全然エデンのことを視野に入れていないあたり(過去のロリアですら)が、泣ける。不憫属性ありだなー。
気持ちのすれ違っているソニア含め、家族内での確執の捌け口……というと言葉が悪いけれど、本来与えられるべき家族のぬくもりを、アリアに求めたということもあるのかな。
と、本筋がだいぶ盛り上がったところで、次回は栄斗回かぁ。
いやいいんだけど、主人公不在のところで、完全にサイドストーリーみたいになっちゃうと、淋しい気持ち。
まあ、見てからですね、はい。
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聖闘士星矢×パンソンワークス フィギュアコレクション vol.1 BOX
パンソンワークスのフィギュアとかあったのか。こりゃまた可愛い。しかし物凄い価格のOFFっぷりなので(参考価格6040円から、現時点で60%OFF)ちょっと前に出たものなのかな?
星矢って聖衣の造型が面倒くさそうなのに、けっこういろんなパターンのフィギュアが出ているのが面白い。逆にそれが映えるっていうこともあるのでしょうか。