クロスファイト ビーダマン#46「聖ナルチカラが呼ぶ奇跡」

 気がついたら三位決定戦だった!と思ったら、三位決定戦もすっ飛ばされた!
 うん、ありがちです。このアニメには、ありがち。一種省略の美学すら感じつつある今日この頃です。

 前回、死にそうな引きを見せてくれたスバルでしたが、思ったよりピンピンしていて、ほっとするやら拍子抜けするやら。それでもリタイア、療養中のようですが。っていうかパジャマ着ようよ患者服着ようよでなければどっかに包帯巻こうよ!
 ま、いいんですが。ツンデレっぷりはちゃんとドラヴァイスが暴露してくれたわけだし。

 リュウジとの対戦は、カケル勝利で終わって何より。と言っても、まださらなる本番が待っているわけですが。
 ここに来て、聖なる力(聖ナルチカラ?)とやらが発動し、カケルの主人公カリスマっぷりが高まってきて、ちょいとわくわく。初期の地道な路線はどこへやら、ですが、ちゃんと段階を踏んで伏線も張られてきたし、逆に、こんな世界へのパラダイム・シフトを味わえたのも、15分枠とはいえ一年という長期シリーズにおいて、感慨深いです。

 一方、リュウジはへこまされつつまだまだ憎悪の人のまま。ナオヤは相変わらず小悪党な狡猾さを発揮しまくりのまま。いまひとつ、悪役としてのダイナミズムに欠けている気がしたり。そのあたり、バサラの方が、毀誉褒貶の激しさもあって面白いキャラであったなあ。ワンチャンないかなあ。思わせぶりに物陰から見守ってはいますけれど。

 とりあえず物語は佳境。ドラマチックになってきて、毎回短い時間ながら見ごたえがあります。
 そして、ほっとする集合図のEDがまた、好きだな。ほんのりと好きです。この作品。

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ビーダマン CB-35 スターター ツイン=ドラゼロス
 なんだかんだでドラゼロスはオーラあるよねっていう。やっぱりこの見た目のハッタリ具合が素晴らしいというか。やけくそっぽく思えなくもないツインタイプですが、それを格好よく仕上げちゃったデザインの人には、尊敬の念を抱かずにはいられない。

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