ソードアート・オンライン#7「心の温度」

 キリトさんは何を攻略しているのか、いったい。ゲームなのか女子なのか!
 とか言いつつ、惚れちゃう女の子の気持ちも分かりますね。イケメンで剣の達人ってだけでも、死と隣り合わせのこの世界において十分なアドバンテージであるし、寡黙に見えてときどき見せる隙がまた母性本能を刺激したりするあたりは、もうあざといの域。もちろん、本質として人が良さそうなところが、一番大事なのですけれど。

 とりあえずリズさんかわいかったです。なんだろう、あやひーの声の演技も凄くツボに入って、ことに終盤の照れ、戸惑い、そして傷ついた様子とか、やたら可愛くて切なくてじんわりしてしまった。
 しかし、惚れるのも早ければ、失恋もあっという間だなあ。
 一日だけの冒険。一日だけの恋。一日だけのヒロイン。

 ……まあ、実際には、日々是冒険だし、恋愛感情は完全に消えるとも思えないし、たくさんいるヒロインの一人なわけですが。

 今回、単体のエピソードとしては、とても雰囲気が出ていて、良く出来ていたと思います。正直、今まで見てきて、個人的に一番面白く感じたかも。
 戦闘シーンでのドラゴンは美しくも迫力があったし、強さがちゃんと感じられて、ファンタジーアニメらしいものになっていたし。それときっちり渡り合うキリトさんまじ強いまじ格好良い。
 剣を鍛えるシーンや落下ダメージの表現など、ゲーム的な処理の演出も、良い感じに溶け込んでいたと思います。そうだよな、この作品の場合、ダメージを受けているのを見たら、抱きかかえるとか声をかけるより先にステータスをチェックするよな。うん。

 そのへんの演出のこなれ具合や、基本的な話の流れ……なにがしかの問題発生、ヒロイン登場→キリトが解決(あるいは解決できずに心に傷を負う)、というものが確立されてきて、非常に見やすくなってきています。
 この先、大きな話になった時にどうなるかは、けっこう未知数ですが。楽しみでもありますが。

 というかアスナさんのヒロイン的活躍がもっと見たいなあ。ゲストヒロインもいいんだけど。

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ソードアート・オンライン もふもふひざ掛け キービジュアル柄 mofs_sao01
 9月発売予定、ひざ掛け。そういえばこの作品は2クールなんだっけ。商品展開のスケジュールに余裕があるのはいいことです。秋口にひざ掛け発売とか、よく分かってる感。
 ところでいつも思うことなんですが、どうせなら「ひざまくら風ひざ掛け」とか出ませんかねぇ……?ひざまくら「されている」風に、キャラが見上げてくるの。どうすか。どうよ!?(勝手に妄想して興奮している)

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