宇宙兄弟#20「一番酷い仕打ち」

 うっかりうどんが食べたくなるアニメでありますね。はい。

 閉鎖環境試験、最終日。
 友情を育み、和やか至極な雰囲気になったA班は、この仲良しムードの中で、どうやって二人を選び出すか。
 最も公平な方法とは。
 シャロンの言葉を思い出した六太の提案。

 A班については、見ていて既に安心感があるので、この結論も納得のいくものであり、また嬉しい気持ちになるものでした。
 むしろギスギスが最後まで保たれてしまったB班の方が気になってしまったり。

 ただ、話として気になるということと、見ていて楽しい、気持ちが良いということは、決して重なり合うものではないので。
 A班が結論を出すに至るまでの流れは、見ていて本当に面白かった。
 やっさんがいい奴すぎて関西弁への苦手意識も治りそうな勢いです、ええ。
 というか、自分が最下位だと告げるあたりの表情の描写が凄かった。アニメキャラの「演技」する動きに、ここまで見入ってしまうのは、なかなか稀有なこと。
 この作品、ほんと、アニメになって良かったなぁ、アニメの方が見やすいなぁ、と思わせてくれる。

 福田の老いへの思い、せりかのISSへの思い。
 最後の最後になってデレた(とはちょっと違うか)新田にも、にやにや。結局、悪い奴じゃないんだよな。それはみんなそうなんだけれど。
 宇宙を愛する奴ら。

 で、まあ、結果は次回へ持ち越し。いつものおあずけ。
 原作を読めばすぐに分かるわけですが、ここはあえて待つのもいいんじゃないでしょうか……ね。

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宇宙兄弟 Blu-ray DISC BOX 1
 なんだか欲しくなってきたBD-BOX。イベントに「全員招待」はなかなか見ない太っ腹。内容がサンシャインのプラネタリウムでの上映会+トークショーとか。上映はプラネタリウムのプログラム、トークショーは主演のふたり。
 イベントのみならず、サントラ同梱ってのが憎い。憎らしい。サントラちょっと欲しいんだよなあぁあ別売りしてくれないのかなあぁあ……。

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