宇宙兄弟#19「さらばの前の日」

 さらばの前の日って、試験終了の前日ということね。

 ここに至ってようやっとB班の雰囲気が改善。というか、グリーンカードを出さないことによる試練は、確かにSだ。星加の頭文字もSだ。うむ。実際、最後にグリーンカードを貰う者が一番辛い思いをするだろうし、そこまで疑いまくってきた溝口なんて、尚更のことでしょう。
 わりとさらりと流されましたが、溝口が冷や汗をかく一瞬、それを見ただけで、溜飲が下がったというかむしろ気の毒になったり……。
 先週までは、あれだけ鬱陶しかったのにな。

 一方のA班は、六太の奇声も完全スルーな良雰囲気(……なのか?)で、すでにひとつの「チーム」となった感。
 そして、うどん作りが宇宙の話に繋がっていくのが、なんやら楽しくも感動的であり。
 足でこねている間って、他に出来ることもなし、会話が弾む時間になるのかな。

 話が通じる相手がいる。
 言葉が届く相手がいる。
 大好きな宇宙の話、大好きな星の話を、いつまでも、どこまでも。

 ……あれ、これって、オタ仲間が出来た時の楽しさに似て(ry

 本質は同じものなのでしょうね。わかりあえる。わかってもらえることのうれしさ。

 いずれにせよ、同じ方向を見る人間がかたわらに居る、というのは、無上の喜びですから。

 今回は、だいぶゆっくりまったりとした流れでしたが、一話としては綺麗にまとまっていて、いよいよ最終日が来るということもあり、さほど間延び感はありませんでした。
 丁寧に丁寧にアニメ化してくれるのは、やっぱり嬉しいな。

 ぶっちゃけ、原作よりも好きかもしれません。アニメ版。

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映画 宇宙兄弟 オリジナル・サウンドトラック
 全然関係ないですが、映画版のサントラとか。服部隆之がやってたんだなあ。でもアニメ版の渡辺俊幸も素晴らしいと思うの。バイファム、好きでした。
 ちなみに実写映画版は試写会で見に行きました。あの超圧縮ぶりと比べたら、なんて幸せなアニメ化でしょうか……。

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