輪廻のラグランジェ season2#4「再会の街、鴨川」

 遅まきながら、気持ちを切り替えることにしました。
 この作品、二期からがことに顕著ですが、物語をシリアスに語る気がないんだな。ということをしっかり頭に叩き込んだ上で、見ないといけないんだな。

 なまじ外伝を読んでいるだけに、キャラクター同士の因縁、抱え込んだ鬱屈、許すべきもの許さざるべきもの、について深読みしてしまっていましたが。
 基本的に、まどか&ジャージ部パワーの能天気時空での解決が主になるのだ、と思っておいた方が、精神安定上いいわ。
 そして、イケメン(でもなくなっている最近)三人組は、あくまでもオチ要員であり、外伝のような内省的な描写や、援護としてでも戦闘シーンへの登場を望むべきではない、と……。

 個人的にはだいぶ残念だし、肩透かしですが、それならそうと割り切って気楽に見ることにします。
 であれば、唐突なゆりゆり描写も、ユリカノがユリユリ言うのも、ここまでクールだったディセルマインのキャラを完全に壊した「よろぴく」発言も、茶番としか思えない変装も、すべてジャージ部時空として、笑って楽しんで萌えて受け入れられるというものです。

 逆に言うと、本来深刻な物語であるところが、まどかのカリスマにより、塗り替えられている、とも受け取れるかも。
 それはきっと、この世界にとって、レ・ガリテにとって、デ・メトリオにとって、地球にとって。幸せなことに違いない。

 見ているこちらも、のんびりした気持ちで、ゆったり構えることにします。
 あと、イゾについては、いろいろ諦めます……。

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 まどかのねんどろいど。昨今、なんでもねんどろいどになるなあ。個人的には、ねんどろいどにするとしたら、ムギナミが面白い&ハマるんじゃないか、とちょっと思うんですが。むっちり系のキャラって珍しいじゃないですか。貴重じゃないですか。

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