トータル・イクリプス#3「錚々たるユーコン」

 ここからようやっと本編開始ということでよろしいか。
 未だになんだかビクビクして見てしまうというか、「このキャラに思い入れして見ても大丈夫……だよな……?いきなり食われたりしないよ……な?」と、自問自答しつつ見てしまうよ怖いよシビアすぎる世界。

 第一話・第二話の流れから、てっきり唯依の視点で物語が続くものと思っていたので、完全にユウヤ視点にスライドしたことにわりと驚きました。そして、大物感あふれる唯依にもびっくり。立場というか力関係は逆だと予想していたので。ユウヤの方が上官というか、そんな感じの関係かと。

 そんな真打ち主人公のユウヤですが、彼については、今のところ、まだ良く分からないです。見た目と声と現在の状況と、すべてにおいて、とても王道な主人公キャラっぽく見えますが。
 ある程度固まった組織に、新しく入ってくる役割ってのは、いつの時代もおいしいポジション。ある種、転校生みたいなもの。約束された人気者。

 他のキャラクター達もまた王道に、仲間として認め合ったら心強いし心の支えになりそうな人物像で、やけに爽やか。CVも鉄板で、良いかんじです。

 ストーリーはまだまだ滑り出しで、様子見ですが、それとは別に人物作画の不安定さが流石に気になりました。スケジュールどんだけ逼迫しているのかしら。
 作画がいまいちだと、現場の人はどんな苦労をしてこれを仕上げたんだろう、とか思いをはせてしまう。
 他に気になったのは、やっぱりCGのロボットは軽いよなあということ。最初のシーン、一瞬ゲーム画面というかシミュレーターの画像かと思ってしまった。このへんは演出でどうとでもなりそうですが。

 ドラマ部分と、ロボットの部分と。
 どちらにもバランスよく注力することを求められる作品なんだろうな。
 がんばれ。がんばってください。がんばってほしい。

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 BD第1巻。特典は豪勢(300ページの本がつくとか凄い)で、価格は抑えめ。挿入歌のCDも付属、というのが、ちょっと目を惹きます。挿入歌演出、多用するのかな。さっそく今回も使ってたもんな。

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