トータル・イクリプス#2「帝都燃ゆ (後編)」
分かっていたよ、分かっていたけど、さすがに自主規制画面暗転レベルのグロ描写が来ると、気が滅入るよ！
絶望的な状況をこれでもかと描く、第二話。心の準備をして、視聴いたしました。
ある者は呆気なく、ある者は執拗に、描かれていく最期の姿。それぞれが己の役割を果たすこと、力を尽くすことに自覚的であり続けてくれたのが、せめてもの救い。
というか、この世界の人物はみな凄く意識が高いんだなあ。そのおかげかな。第一話のつかみ、女子たちがキャッキャしているシーンを見た時にも、苦手意識を抱かなかったのは。
ヒロインのみが生存することは予想していましたが、そこに至る過程、他のキャラの脱落の経緯が、オーソドックスながらとても丁寧に描かれていたので、茶番と感じることは全然なく、すっかり引き込まれて見てしまいました。
そして、極限状態にあって、最後までひたすら前へ進もうとし続けるヒロインが、魅力的に感じられたのも嬉しい。機体を降りた後の所作と、すぐさま行動に移る様子に、鍛えられた日々のみならず、意志の強さをも感じることが出来た気がします。
ラストで、赤ん坊の姿を見て号泣してしまうところも、問答無用で感情移入出来る、理屈抜きに納得できるものでした。
ロボットの動きについて、第一話で感じた軽さへの不満は、第二話ではだいぶ軽減されました。重量感よりも動きを重視してCGで描くことも、取捨として有りは有り、かな。慣れもあると思いますが。
次回からはいちど仕切りなおしで、本来の（？）冒頭へと入って行くようですが、アクションはやっぱり減っちゃうのかな。いずれにせよ、最初にガツンとかましたことは、正解ではあると思います。
前述の通り、ヒロインのキャラの立て方が気に入ったので、今後の落ち着いたドラマの展開にも期待大。来週が楽しみです。
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うへー格好良い！壽屋かぁ。キットかぁ……。
おにゃのこたちのフィギュアもいっぱい発売されるようで。立体物が充実するのは何にしろ嬉しいね楽しいね。
