宇宙兄弟#15「宇宙の話をしよう」
閉鎖環境での試験も後半戦、いよいよ緊張感の増す展開に。
目の離せない状況が続きます。
メガネ復活、和やかな雰囲気で始まったと思ったら、A班・B班ともにトラブル(?)の連続で、心の休まる暇もなく。
基本的に疑心暗鬼になるように煽るタイプの試験なのが、わりといやらしい。けれど、それが必要なことなのでしょうね。
わたくしミステリ好きでして、いわゆるクローズド・サークルというジャンルを良く読みますが、あの異常な精神状態もやはり「閉鎖」というのが一番の要因なんだろうな、としみじみ思いました。
で、その状況において、どのような精神状態になるか……ある意味極限の密室である宇宙空間において、どのような行動を起こすか。
試験として、納得のいくものです。
事件に次ぐ事件もさることながら、どこまでが仕組まれたものなのか、視聴者にも分かりにくい、分からないように作ってあるのがまたニクい。
うっかり引き込まれて、キャラクター達と同じように疑心暗鬼になる部分と、キャラクター達を俯瞰しているから、そんなにお前らいがみ合うなよ……と思い入れてしまう部分と。
なかなかに絶妙ではないでしょうか。
次回、これは完全にせりかさんの責任問題以外のなにものでもない!これは疑心暗鬼になれない!
どうするのかな。どうなるのかな。
原作既読だけれど、細かいところはだいぶ忘れているので、なにかと楽しみです。楽しいです。
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作品内に出てきた、ホワイトジグソー。これ自体は「ミルクパズル」とも呼ばれて、わりと昔からあったものですが、宇宙飛行士の訓練課程で使うものとしてメジャーになったのは最近ですね。そして、数百円で買えちゃうのか。いい時代だ。
そういえばファイブレでも紹介されていたなあ。