超訳百人一首 うた恋い。#2「貞明と綏子 陽成院」

 なんでそこにモザイク?ねえなんで!?
 ……と、ツッコミ入れつつ見るのも、楽しゅうございます。はい。

 オムニバスかと思ったら、今回はまるまる一話使って、ひとつのエピソードをじっくりと描いていました。

 前回メインを張った業平は、サブキャラとして登場し、そして退場。
 キャラクターからキャラクターへ……というより、ひとからひとへと、連綿と受け継がれるものを感じさせてくれて、なにやら心に沁みるものがあります。
 歌から歌へ。繋がれる。

 恋ぞつもりて。
 歌そのものは一応知ってはいたものの、詳しい背景は全然知らなかったので、本気で勉強になりました感動しました。
 まあ「超訳」とある通り、だいぶ飛ばした解釈であることへの考慮は必要なわけですが。ちょっと検索してみると、陽成院って、なんつーかいろいろと問題有りすぎの人らしいし。

 それでもなお、歴史の、陽成院という人物の、浪漫あふれる解釈のひとつとしては、実に面白かった。
 でもって、こうやって、自分の手で調べることに繋がるってのも、面白いよなあ。
 この作品が持つ、独自の力。

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うた恋い。異聞 うた変。
 本編中にもCMが流れていましたが、うた変。って何やねんうた変。って。
 恋と変は似ているわね確かにね〜。安易すぎるだろ!だがそのセンス嫌いじゃないぞ!

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