聖闘士星矢Ω#8 「宿命の出会い!衝撃の黄金聖闘士!」
だから大会は世界の危機発生フラグだって言ったじゃないですかぁー!
新キャラ登場、新展開、いろいろとお話が動いた回でした。
反面、エデンとの勝負はお預け確定か……まあ、予想していたことではあるんですが。
とにかく新登場の謎の少女こと偽アテナこと能登かわいいよ能登が本当に可愛くて儚げで、いやあ真ヒロイン登場しちゃったかなこれ!といった雰囲気ぷんぷん。
ユナは、その、なんだ。ヒロインというより仲間というか、男前すぎて、はい……いや実力の伴った強気可愛い女の子、素敵ですよ大好きですよ。でも、やっぱり、「肩を並べて戦う戦友」というイメージが先に来ちゃうからなあ。
そして、当初から怪しげだった学園長が、敵役へとスライド。「手下ではなく崇拝者だ」という言葉で、かなりヤバい人であることが示され、なかなかにぞくぞくしました。
同時に、「勝てぬ相手に歯向かおうとするのはペガサスのお家芸」という台詞も、なかなか熱かった。旧来のファンなら、なんか照れ照れしつつ嬉しくなってしまうでしょう。
今回の脚本は、シリーズ構成の吉田玲子。キャリアが長い、わりと量産型ゆえに荒れることもありますが、さりげない言い回しで物語のテーマに密接する台詞を作り出すことに長けた人であると、デジモンアドベンチャーの頃から思っております。
同時に、ヒロインが台詞は凄く少ないし、定型の文章しか喋っていないのに、ちゃんと守ってあげたい可憐さを備えていたりするのが面白い。
アニメって、台詞と絵と音楽と動きとその他もろもろ、本当にいろんな魅力の素子が詰まっているんだよなぁ。だから好きなんだ。
ともあれ、ユナと龍峰の試合は水入り、エデンはおそらくうまいこと立ち回っていそうな雰囲気、星矢はダメージを受けつつ拘束中。
ああ面白かった、内容濃かった、来週からは闇の牢獄脱出編とか燃えるわー展開が楽しみだわーとか思っていたら、ここでまさかのメガネ登場。予告の忍者聖闘士ってこいつか!こいつなのか!満を持しての登場と思ったら、ネタ成分とシリアス成分両方引っさげてて、楽しみすぎるぞ!
なにげにコンパス座の彼が予告に居たのもツボりました。ほんと楽しみ。
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聖闘士星矢 聖闘士聖衣神話 カプリコーンシュラ
旧作でのカプリコーン、シュラさんのアクションフィギュア。2005年発売の商品ですが、レビューによると原作版とアニメ版用に角も二種類用意されているとか、なかなか出来が良さそうな。
ところで、わたし、山羊座なんです。ええ。退場キャラながら、わりと勝ち組……だったのに……。