LUPIN the Third 峰不二子という女#7「音楽と革命」

 峰不二子を名乗って堂々とマスメディアに顔をさらしちゃうのか!
 大胆不敵すぎる不二子さん。

 時間が何度も過去と現在を行きつ戻りつする話だったわけですが、それをすべてテロップで処理してしまうという、なかなか大胆な割り切り方が為されていて、少々驚きました。
 というか、ここまで行き来させる必要というか必然性がどのあたりにあったのか、今ひとつ分からなかったり……単純に、テロップで処理する手法が好みじゃない、ということもありますけれど。
 題材が、冷戦、ひいては世界大戦の危機を扱ったものということで、スケール感を出す為の演出だったのでしょうか。

 五エ門は今回もスーパー五エ門仕様。というか、これまでのTVアニメ仕様?そして登場回に引き続き、脚本は佐藤大なんですね。五エ門担当なのかな。
 渋い演出で描かれるフィラデルと不二子の会話から画面を引くと、飛行機の上で仁王立ちしている五エ門が居るとか、なんというか、混沌。
 それでも刀でミサイルを斬ってくれるのは、やはり見ていて条件反射的にスカッとしましたです、はい。
 五エ門いい子だな。不二子ちゃんの毒牙にかかっちゃダメだよな。

 先週の感想で、あえて方向としての統一感を保つことはせずにいるのではないか、と書きましたが、今回のエピソードを見て、その考えはさらに強まり。
 もう毎回パラレルでいいよね。言うなれば「うる星やつら」みたいなもので。それだけの懐の深さを持つシリーズですし。ルパン三世って。

 そういえば……押井守版ルパン、見てみたかったなあ。と、「うる星やつら」からの連想で思い出す。
 当時、一行か二行の構想だけアニメ雑誌で見て、やたら興奮したものでした。

 今、リベンジしているようなものかもしれないなあ。

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 キャラものコスメというジャンルがある、のか……普通にギャルっぽい口調での高評価レビューがついているのが面白かった。不二子シリーズいろいろあるので、これで揃えてみるのも、なかなか楽しいかもしれません。気分的な問題だけど、不二子ちゃんのコスメなのよ!という高揚感を得られるような。

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