機動戦士ガンダムAGE#29「じいちゃんのガンダム」
三世代目、キオ編、開始。
むしろ、フリット編第三部、開始？
なんかいろいろとフリットじいちゃんに持って行かれましたよ！いろいろと！
そうか「じいちゃんのガンダム」って文字通り「じいちゃんの」だったのか……。
しかし見ている最中と見終わった後に一番強く思ったのは、「これが普通にガンダムAGEという作品の第1話で良かったんじゃね？」ということ、でした。
事の起こりがまず、市街地に敵モビルスーツが攻め込んでくるというガンダムシリーズ第1話のテンプレに則ったスタンダードなもので（いやまあフリット編でもアセム編でもやってましたけれど、よりニュートラルさが強く出てる気が）一緒に逃げようと言う女の子とか、ビビリな友達とか、逃げ遅れた子どもを助けるとか、ガンダムで迎え撃つぞー！とか、うん。基本に忠実。
ほんと、普通にここから始めちゃって良かった。
キオはなかなか主人公らしい主人公だし、言動もまあ今のところ普通だし。
フリットは若干ファンキーになっちゃって、いい感じの「じいちゃん」になってるし。視聴者は復讐にとらわれていることを知っているから病んで見えてしまいますが、後だしの過去エピソードにすれば、ファンキーに見えてじいちゃん辛い過去があったんだ！ってな感じで好感度アップ。
アセムはキオに道を示す、あるいは立ちふさがる、でなければともに戦う存在として（あやふやな言い方になるのは、生死不明の状態ゆえ……っつうか生きてるよね？生きて出てくるよね？と、信じてる信じたい）「お父さん」してくれればいいし。
とりあえず、キオ編の開幕としては、無難な滑り出しではありました。キオがフリットに押されてガンダムに乗っていることと、小さい頃からそういう教育をされてきたらしいこと（これはアセムもだけれど）は若干引っかかりますが、主人公としての責務は十分に果たしたのではないかと。
有言実行で子どもは助けたし、友人がみんな「普通の人」の感性を持っていて逃げてしまう中、ヒロインだけは戻ってくるのも、悪くない感じ。
見た目としてはアセムの方が個人的には好みですが（でも、大人になったら髪は切って欲しかった）EDのキオは可憐すぎて、こんなに可愛い子が女の子のはずが無い、とか言いたくなるレベル。
しかし、ゼハートとライバル関係になっちゃうのかな。アセムとはどう絡むのかな。アセムは今、どうしているのかな。などなど。などなど。
なんだかんだで、続きは気になります。はい。笑いつつ脱力しつつ見ていますけれど。はい。
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