スマイルプリキュア！#8「みゆきとキャンディがイレカワ〜ル!?」

　突然の乱入にびっくりというか、なぜこんな丁寧に描写するんだと思ったら実在の番組だったとか、そういう。モーニングバード見たことないけど。どういう力関係、どういうプラス要因があるのか、いまひとつ分かりにくいですが、まあ、いろいろやるのは良いかも。うん。

　そんなことより、キュアキャンディが有能すぎてなんだか涙が出ちゃいそうな今回でありました。強いよキュアキャンディ！そのままでも何も問題ないよ！どういうことなの……。
　マスコットキャラが、マスコットキャラの体裁を保ったまま変身というのは、ある意味、ちっさな女の子の夢を叶えてくれたのかもしれません。ちっちゃい子は普通に好きなんだよね、おつきのマスコット。

　お約束の中身入れ替わりでしたが、楽しゅうございました。キャンディの天真爛漫暴れっぷり、仲間のフォロー、感情的になって仲違いとか、もう何から何まで王道展開。なんだけれど、ひとつひとつのシーンをとても丁寧に、手抜きなく作ってあるために、安心して身をゆだねて楽しめる。で、その中にあって、わりと予想外に楽しかったのが敵側トリオの動き。冒頭の会話におけるアカオーニの間抜け呑気っぷりもさることながら、おばあちゃんよばわりに怒るマジョリーナとか、やけにかわいかったぞ。楽しかったぞ。

　今回は何やら、絵作りというか画面にやけに深みがあって美しかったでした。
　色味が良かったというか。作画、演出とも、力が入っていたなぁと。こんなお遊び回なのに！むしろお遊び回だから？
　いずれにせよ、見ていて目にも優しく、キュアキャンディの変身シーンも無駄に凝って麗しく、ああ幸せだなぁこんな楽しいものを見ることが出来て。と、しみじみしてしまったり。
　コンスタントにこのクオリティの回が出てくるなら、見る楽しみも増すというものです。

　次回はやよい回かぁ。全員揃ったところで、ひとりずつお当番エピソードを割り振っていくんだな。一巡したあたりで、また何か展開があるのか。
　まったり楽しく見ております。はい。

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　こんな本が出ていたのか。プリキュアに関わった25人のスタッフへのインタビューと、絵コンテ、企画会議資料などの図版資料、それに特典として川村敏江描きおろし表紙裏表紙、ポストカードつき。内容はプリキュア5（と「GoGo！」）がメインのようですが、全シリーズを俯瞰してもいる、と。物凄く面白そうだけど、レビューを見ると、インタビュアーの力量不足が目に付くらしいのがネック？でも惹かれる……。