未来日記#22「切断」
いやあ……怒涛の虐殺回でありました。
そして見ていて精神的な和みとなるキャラクターがほぼ全員退場で、これからどうしたらいいの。雪輝も今回は見ていて不快感ばかりだったし、由乃の病みっぷりを野次馬的に見ることしか、出来なくなってしまった。
って、元からそうじゃないか。この作品の場合。なあんだ解決ハハハハハ。
とか、よくわからない思考に陥るくらい、友人連中の死亡はショックというか、いや予想されたことなのでショックとは違うな、単純に、すごく「イヤ」でした。しかも殺すのが雪輝だから、「イヤ」さ倍増。秋瀬或は違いましたが、こっちはこっちで違う世界を作っているし。
っていうか愛してるって君、今までそんな素振り見せてなかったよね?尋常ではない興味を抱いてはいたけれど、それを言うなら由乃の調査にしても似たような印象を受けていたし、最近はあまり雪輝個人に対するどうこう、といった空気では無かった(と思う)ので、わりと不意打ちというか唐突で、ええぇー?という感じでした。
それでも最後の最後、由乃の秘密に辿り着いて、雪輝になにがしかの真実を伝えたのは、流石のチートキャラというか。いや良い意味で。
しかし、何らかの形でデウスの関係者なんだろうとは思っていましたが、本人も知らず動いて……動かされていたことは、わりと予想外でした。それ切ない。それ辛い。
ここに来て、自分の意思で動き、立つ。そう決めたのに、同じ話のラストでは退場とか、だいぶしんどいわぁ。
とりあえず。まともな感性を持ったキャラクターが全滅したことで、この先ストッパーとなれる存在が(雪輝の状態は流動的ではありますが)消えてしまった、物語のこの先は。
ノンストップで崖から一直線でしょうか。
見事な回帰を見せてくれることを、期待しつつ。見届けるつもりです。
ってこれ全26話予定?あと4話もあるのか……。
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こっちのが内容気になるなー。秋瀬或主人公のパラレル。アニメ最後まで見終わったら読もうかなーと思っております。本編とどういう補完関係になっているのか、いまひとつ良く分かっていないけれど。