スマイルプリキュア!#7「どこなの?わたし達のひみつ基地!?」

 秘密基地を探しつつ、五人でわいわいする。そんなお話でありました。画面に全員入っていることが多くて、作画はさぞ大変だったろうなあ、などと余計なことを考えてしまった……。

 設定をたくさん説明した前回とはうってかわって、お遊び要素が全開満載。と同時に、前回と引き続いての要素としては、五人の個性を際立たせるために、全員の価値観を見せてみる、という。
 単なる色違いじゃない個性の違いを強調してゆくのでしょうね、きっと。

 しかし、予定調和な結果に落ち着くために、全員がボケキャラと化しているのは、ご愛嬌。まじ愛嬌。
 れいかが真っ先にボケを披露して、いったい何が起こった……と思ったら、他のメンバーはさらに酷かったという。

 スマイルプリキュア、変身後の台詞とポーズ(全員集合のじゃなくて、ひとりひとりの「きらきら」とか「さんさん」とか「ぴかりん」)でも実はむずがゆさを感じているのですが。
 ハートキャッチ、スイートの流れから、さらに意図的に対象年齢層を落としている……というか、表現を幼い方向へとシフトさせているような気がします。
 小さい女の子のほうを向いている、のは良いのですが、これまでは小学校中学年くらいまでは普通に見られたのが、スマプリの場合、幼稚園児くらいまでになっちゃっている気が。元来、3〜6歳くらいがメインターゲットらしいので、よりターゲットへ向けての色合いを強くしたということでしょうか。
 ただ、ちーっとばかし「子ども騙し」感が強くなっているように感じられるのが気になる。これ、ちょっとスレた子には、そっぽ向かれちゃったりしないのかなー。取り越し苦労かな。

 今回の秘密基地探しにしても、最初に不思議図書館を却下するのがあまりに強引すぎて、最終的な落としどころにどうしても茶番感があり、残念でした。
 おそらく「青い鳥」モチーフなんだと思いますが、これなら、完全に意識の外にしておいたほうが、すんなりと収まったんじゃないだろうか。なんて。

 ま、細かいことはいいや。今日も全員可愛かった。やよいは微妙に黒い気がしてきた。緑は橙のことが好きすぎやろー。青から緑への幼馴染目線ときめくやろー。五人の間をさらに区切って、細かい関係性を描写していくらしいのは、歓迎。であります。妄想ひろがる夢ひろがる。
 みゆきさんにも、もうちょっと、「メイン主人公として」以外の強い何かが欲しいところ。次回エピソードは面白そうではありますが、ギャグテイストのほうが強そうだなあ。
 4クールだし、ゆるゆるとね。見て行きましょう。

amazon link

スマイルプリキュア! カラフル変身! スマイルパクト
 変身アイテムがそういえば一種類だけなのか。五人のプリキュア=五種類の変身アイテム、じゃないのね。かわりにデコルをコレクタブルにしたり、サブアイテムを増やしていく方向なのでしょうか。
 レビューでの絶賛っぷりにびっくり。そして現在、Amazonおもちゃランキングで一位。流石の貫禄でございます。

にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村 アニメ感想ブログ
ランキング参加中。押していただけますと、励みになります。