夏目友人帳 肆#12「記憶の扉」

 この、おとなしいエピソードを(いやまあ妖怪出てくるし悩みとかあるし旅行もしているけれど、的場関連のやばさと比べたら)けっこう引っ張るんだなぁという、まずその意外さがあったりして。

 小学生の頃、あるいは夏目にとってのルーツに遡って、物語を締めくくる、ということかな。そう考えると納得の行くものではあります。

 ともあれ、帰郷編。むしろ、次回、藤原家に戻るほうが、真の帰郷になりそうではあります。
 相変わらずの、妖怪が見えてしまうことによる嘘つき呼ばわりの誤解と、厄介もの扱いされていた辛い過去ですが、それに加えて預かり先の家の子どもによるやきもちが入っているところが、若干新しいアプローチ。可愛いようで微妙に可愛くないでもやっぱりちょっぴり可愛くない(どこぞのラー油かよ)三世子のキャラクターがなかなかに絶妙。

 加えて、今回のあやかしはなかなかに怖く感じられ、緊張感がありました。あれを育ててしまったのは実は夏目だった、とかそういう展開を予想して身構えていたら、虫を食べておっきくなったよ!だったのは若干予想外でしたが。

 しかしニャンコ先生ボディガードとしていい仕事するな!と思ったら、ラストではさっくりと夏目への攻撃を許しているし、もう困ったもんだ。
 まあ前半での電車に挟まれた姿とか歩く姿とかねこぱんちとかが素晴らしかったので、赦してつかわす。ええ。えらそう。

 次回、最終回。というかもうさっさと藤原さんちに帰っちゃえよ、もういいよ……などと思いつつ。見守ります。

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夏目友人帳 ニャンコ先生のしっぽキーホルダー
 なにこれ可愛い。ニャンコ先生のしっぽをイメージしたもふもふ、ですって。もふもふ。もふもふ。4月発売予定。まだまだグッズ展開は続くのかなー。っていうか、五期、あるのかなー……。

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