輪廻のラグランジェ#7「曇り のち 鴨川」

 うなぎにどんな意味があったんだっていう……いや、うん、サービス?
 うなぎにお風呂にと、随分とサービス過剰な回でありました。いやお風呂は良いし、ラストの海もまあ良いんだけど、何故にうなぎ……。

 個人的にはムギナミの過去回想のヴィラジュリオ様のテライケメンっぷりの方がよっぽどサービスでありました。じゃなくて、辺境の惑星らしい描写が楽しくて、SFっぽくて、見どころになっていました。
 この作品で個人的に気に入っている、気になっているのは、やはり宇宙人同士の戦いの部分で。コミック版「暁月のメモリア」を読んだ直後だけに、尚更。

 現時点で、そのあたりのシリアスな要素と、ジャージ部を中心とするゆるい雰囲気とが、まだまだ噛み合っていないので(噛み合わせるつもりが無い可能性もありますが、モイドの胡散くささを見るに、描写を完全に省くとは思いがたい)視聴していてまどかのテンションについていきにくい箇所が多々あります。
 ムギナミにしても、あの口調であるとか、やわらかそうな雰囲気であるとかが、どうにも嵌まらなくて、今までは見ていてどうにもしんどいキャラだったのですが。
 今回の過去エピソードの披露で、だいぶ埋まった気がします。っていうかあんなに幼い頃にヴィラジュリオと出逢っているとは予想外だった。あんな出逢い方していたら、ヴィラジュリオからの絶縁も、冗談にしか取れないような気がするんだけどなー。そこはお兄ちゃんの演技が凄かったってことかなー。

 ともあれ、三人娘が真の意味で「三人組」になって、ようやっと準備段階というかプロローグが終わったということでしょうか。
 次回が鴨川シーワールドでのエピソード、というのも、なにがしかの本気を感じさせるものだし、うん。

 というわけでそろそろイケメン三人組のエピソードもお願いしますですよー。乖離している要素を、どんどんくっつけていきましょうよー。

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輪廻のラグランジェ 1 (MF文庫 J つ)
 こちらは2月24日発売予定の小説版。コミック2種にノベライズ、で、メディアミックス一揃い。分割2クールゆえに、小説についてはペース的に良い繋ぎ役を果たしてくれそうですね。

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