機動戦士ガンダムAGE#18「卒業式の戦闘」
あれっ先週見逃したっけ……?
刻の涙、じゃなくて、時を越えてしまった気分にさせてくれるアニメ。いや100年がどうとかではなくて。
わりとロケットスタートなアバンで、ほんと一瞬びっくりしました。一瞬もうアセムが軍人になって宇宙に駐屯しているところかと思った。
しかし、このエピソードで一話使って欲しかったな。使いたかったんじゃないかな。と思ってしまったり。
アセムさんは相変わらず男前で、好感度が高い。わりとスカした見た目なのに、義に篤い、友情に篤い、というところがポイント。あと、作中でイケメン認定されていない……わけじゃないんだけれど、ゼハートの方がよりイケメンという設定のおかげで、共感度が高くなっているのも、狙ってのものなのかどうなのか、上手い立て方だなあと思います。
超スピードで想い出の過程をすっ飛ばしての卒業式。っていうかクリスマスとか!水着回とか!やりましょうよ!そこは飛ばしちゃ駄目でしょう!
本当に勿体無い。学園ガンダムで1クール、とは言わずとも、3〜4話は使って良かったのに。
そうしたら、卒業式の盛り上がりも、ずっとずっと熱いものになっただろうに。
それにしても、卒業式で踏み込む憲兵隊の空気読まなさは素晴らしかった。なぜあのタイミングで無駄に騒ぎを大きくする必要があったのか。そして、なぜ他に怪しい人を見つけたからって、ゼハートを放置するのか。
いや、まあ、すべてはお話の都合……ゼハートが訣別の決意に至る過程をスムーズに運ばせる為、と言ってしまえば終わりなんですが、もう少し説得力が欲しかった。
一方で、ゼハートの正体ばらし、アセムとの対話のシーンは、わりとあっさりしているなぁとは思いましたが、だらだらと引きずることなく明かしてしまうあたりは、悪くない潔さ。
友情描写と同じく、淡々とフラグとイベントを積み上げていっている感じではあるのですが(そういう意味で、とてもゲームっぽい構成だと思う)うじうじと引っ張らないのは好感触です。
というか、うじうじするのは、アセムの方の役柄として振られているのかな。ゼハートは揺るぎない「自分」を持っている、という設定なので。
ちょっとだけ出演のウルフさん(中年)は嬉しかった。まあ次回からはレギュラーなのでしょうけれど。
初代フリット編と同じく、揺るがないキャラクターとして、この先も描かれますように。描いてくれますように。
まあ、なんだかんだで、面白いですよ。アセム編以降は普通に面白がって見ています。これでもうちょっとだけ、「子どもも騙せない子ども騙し感」が減ってくれれば……。
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BD第1巻、発売中。第2巻は来月。こうしてジャケットを並べると、なかなか格好良いんですが……うん。
相変わらずAmazonレビューはぶっ壊れています。叩きたい人が叩きたいだけ叩いています。気持ちはまあ良く分かるけど、発売前のものを購入もせずにひたすら罵るのは、ちょっとアレだよなあ。
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