ちはやふる#18「はなそむかしのかににほいける」

　金井さんにかないみかって、どんな駄洒落キャスティングだ。でも素敵にはまり役でした。年を取ってもふわふわ可愛い。しかもそれを「知ってる」。素晴らしいですさくらさん。素晴らしいですかないみか。

　千早の試練と修行は続くよ。
　このへん、主人公なのにこんなに弱くていいんだろうか……とか、原作を読んでいても思ったものです。千早って、いわゆる「感じが良い（＝耳が良い）」ことによる超反応の一撃、がスカッと爽やか印象強く描かれるために凄く強いように思ってしまうんですが、実のところ全体のバランスを見ると、決して最強ではない。どころか、普通に「のびしろいっぱい将来が楽しみ」枠ではあっても、注目されるほどの強豪選手じゃない。
　主人公補正だけでひょいひょい勝ちあがれるわけじゃない。
　でも、確かに主人公であり、主人公ならではの強さを持っている。
　絶妙だ、と思います。

　そんなこんなで、あっさりと負けた千早のかたわら、他の部員は全員決勝戦へ。これまた燃える展開だぜ！
　でもって、かなちゃん最強説は続くのだ。
　着物って良いものだよね。袴って、さいこうだよね。
　実際、着物を着て帯を締めると姿勢良くなるもんなあ。姿勢のみならず、所作もすべてが和装に相応しいものになる、「きものスイッチ」がついているんでしょうね、かなちゃんには。
　相変わらず、意味や人間関係にとらわれたかるたをしてしまうのも、勝負としては間違っていても、それを凌駕して魅力的であり、美しい姿。
　しかし容赦なく隙を突く机くんも格好良いのだぞ。ふたりとも頑張れ、なのだぞ。

　熱血文化部スポ根（？）アニメ。安定の高品質で、今週も楽しゅうございました。
　ずっとずっと続けばいいのになあ。

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　BD3巻ジャケットは新。1巻が小学生の3人、2巻が千早、ということは4巻は太一かな。わりと読みにくいジャケット編成、であります。
　いずれにせよ雰囲気のあるジャケットイラストであります。2巻の千早も良かったなあ。3巻も楽しみだなあ。

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