機動戦士ガンダムAGE#15「その涙、宇宙に落ちて」

 ガンダムなら!はだかで!語りあえよ!
 って先週も思ったんですが、ガンダムの伝統をこんなところで崩しちゃいかんよなぁ、ウン?
 せっかくのイメージシーン、ぜひ伝統スタイルの全裸でGO!して欲しかったですね主にユリンとかユリンとかユリンを。

 などと、たわごとはさておき、フリット編最終回。
 いや、面白かったです。ここまでの溜めが全部きっちり放出されて、なかなかに見応えがありました。
 ことに、最後の最後まで鬼畜で通したグルーデックについては、なかなかに重みのある良い描写をしてくれました。思えば最初にディーヴァを乗っ取る際にも、本来の艦長を殺っちゃいかねない危うさがあったもんなー。
 白兵戦の陣頭指揮を取ったのが、明らかにヤーク・ドレを殺すという物語の都合上というのが見え見えすぎたのは、若干の萎えポイントではありましたが、アラベル・ゾイ(って名前だったのねあのUEの少年)への言葉には、それを補って余りある凄みがありました。
 ……うーん。フリット編というより、グルーデック編だったんじゃないか。この第一部。復讐譚として綺麗に完結しているし。

 そのフリットは、だいたいにおいて約束された通りの見せ場で。ユリンを思って慟哭する様子は、声の演技もあいまって、なかなかに見せてくれました。
 しかしこの後、どうやってエミリーと夫婦になるんだろう。フラグ構築の過程をひとつも描写せずに終わってしまうなんて。次世代になっても、ユリンのことを引きずっていたりしたら……それはそれでときめきますが!

 他のキャラクターは、ウルフは良い役回りを貰ったな、という印象。あのペンダントちょっと欲しい。
 ラーガンは結局死ぬ死ぬ詐欺だった、というか、狙ってそういう役を荷っていたんだな、という……うううむ。
 バルガスとディケは、その、なんだ、よくサイズの合うヘルメットがあったよね。うん。うん。

 ともあれ、第一部終了。
 しかしフリットの物語としては全然終わっていないのは、ちょいと詐欺ですよ。「おれたちのたたかいはこれからだ」と本人も言うてますし。
 やっぱり、グルーデック編。だったよねぇ。

 序盤は本気で見るのも厳しかったですが、ここ数話はだいぶ楽しめました。このテンションが、第二世代編開始で、どうなるのか。よいかんじに引き継いでくれたら嬉しいのですが。
 期待しております。ええ。ほんとですよ。

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君の中の英雄 Animation Side
 来週からのOPとEDはどうなるのかな。やっぱり変更されちゃうのかな。OPはもう聞きたくもないですが、EDはなにげに好きでした。楽曲そのものの完成度も高いし、何より演出と作画の素晴らしさ。
 今回、挿入歌として流れたのは、同時収録のBallade versionかな。うっかりじーんとしてしまいました。

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