あの夏で待ってる#2「先輩といっしょ…」
おれのてんしだったおねえちゃんが旅立ってしまった。がっかりだ。「お姉さんじゃなく、お姉ちゃん!」とか最高じゃないですか。
でも先輩もかわいいので無問題です。「お姉ちゃんさん」とか最高じゃないですか。戸松遥のお姉さん声演技、最高です。UN-GO「因果論」の由子も素晴らしかったけど、実にこう、お姉さん声の新しいスタンダードになっても良いくらい。
あと主人公もかわいいので問題ありまくりです。今回、見ていて三回くらい「なにこのかわいいいきもの」とひとり言を呟いてしまった。メガネキャラのくせにメガネ外すと可愛いとか駄目だろうお前……。
アバンは基本的に前回の補講のような内容で、ほのめかされていたイチカの正体と旅の動機、事故の実際が明かされ、よりストーリーラインが明確に打ち出され、見やすくなった感じ。
そして、イチカの独白から入ることにより、一話冒頭での海人の独白と対になって、それぞれの抱える「いまの気持ち」が、すとんと胸に落ちてくる仕掛け。実に上手いです。
次いで、ひとつ屋根の下での同居に至る道筋を、ほぼお姉ちゃんの天然属性に頼っての押し切り。いやいやいや。駄目でしょお姉ちゃん。それは駄目でしょ。いいぞもっとやれ。
というか、物語の準備段階が、ここで完了。
後半は、なんだか気恥ずかしくなるくらいにやにやしながら見てしまって、自分が怖い。自分が気持ち悪い。
何にって、ラブコメ要素もだけれど、王様ゲームもだけれど、何よりもあの、だらっとした夏の雰囲気。
仲間内で集まって、なんか目的はあったはずなのに、飲み食いして駄弁っていたら時間が過ぎちゃって、でも夏だから夕方になっても陽は長くて、とか。
ノスタルジックすぎてどうにもこうにも。こそばゆいよ。
なんだか、なきたくなるよ。
一方で、海人の問題もまだ引っ張り続けて、緊張感を保っています。どういう状態なんだろう?イチカがメンテナンスしないと、活動停止しちゃうとか?
うーん謎。ちょっとドキドキな謎。
今期の一押し枠に浮上しつつあります。
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未見のおねてぃ。1月27日発売って、もうこれは明らかに合わせて来ているんだな。っていうか1月18日深夜からTOKYO MXでの再放送が開始でラッキーと思っていたんですが、BOXの宣伝兼ねてのことだったのね。いずれにせよMXは毎度ながらGJである。