夏目友人帳 肆#3「小さきもの」
よくたべるーすいみー。
スイミーだよねスイミー。でも毛玉可愛いよ毛玉。
三話目にしてやっと「いつもの夏目友人帳」な感じのエピソードを出してくれて、ほっと一息。
やっぱりシリアスなものより、こういうほのぼのしたお話の方が嬉しい。
冒頭に名前を返すシーンはあるし、クラスメイト以外のレギュラー陣はだいたい登場するし、これ一話にしても良かったのにな、なんて。
ともあれ、夏目のおひとよし優しさ、ニャンコ先生のツン&ヘタレ、ゲスト妖怪の可愛さ、三拍子揃って安心して見られる良回でした。
夏目の入浴シーンもあるよ!あるよ!むしろ湯上りニャンコ先生がごほうびでしたが。
それ以外にも、美しい、印象的な場面がたくさん詰まっていて、宝石箱のような回でした。結局あれは、集合意思のあやかしだったりしたのかな、とか思いつつ、そんな細かいことより、朝焼けに昇る龍に見入れば良いのかな、と。
ラスト、夏目のてのひらに落とされる紅玉のような実がまた、美しく。思わずじんとしてしまった。
これが、夏目友人帳。だよね。
しかし、ここまで原作もアニメもたくさんのエピソードを作ってきて、未だにネタ切れ感が無いのは凄い。
一視聴者、一読者としては、このクオリティを保ってずっと続けて欲しい、と無責任に思ってしまうわけですが、作る方は大変だろうなあ。
だから的場関係のような方向性にも走ってしまうのでしょうけれど。どうしても作品世界とそぐわない気がしてならない。
まあ、ちょっとだけ心配しつつ、でも夏目だし大丈夫だよね。と安心しつつ、見続けるのみです。
◆amazon link
夏目友人帳 参・肆 音楽集 ひねもすきらりきらり
1月25日発売予定のサントラ。このジャケットとタイトルがなんとも言えず素敵なのであります。
しかし三期と四期をまとめてのサントラとか、素直に分割2クールって言っておけばいいのにね。ね。なにか大人の事情があるのかな。