輪廻のラグランジェ#2「鴨川スピリット」
能登ドス効いてるよ能登。
第一話と比べて若干ストレスの溜まる展開を、吹き飛ばしてくれましてよ。
そして、キーとなるのはやっぱりジャージ部。
誰かのために動く。けれど、「やってあげる」わけじゃない、へりくだって「やらせていただく」わけでもない。
そのへんが、作品全体のテーマにも繋がっていくのかな。と。
序盤でのイゾとキリウスの会話は、なにやら専門用語が多くてポカーンとなりましたが、その後すぐにゆるゆるなまどかのシーンが入るあたり、そつがない。
まどかの言動は相変わらずあざとい一歩手前の可愛さで、見ていてほのぼの幸せになります。携帯のアンテナを探す仕草とか、ずるいですね可愛いですねぇ。
ランを疑う独白ですら、どこかしらユーモラス。というか、自分を客観視できる子なんだろうな。ヒロインぶって苦悩とか、そういうタイプとは正反対の。
様々な思惑と陣営が絡み合っていることが提示されはじめています。現時点ではモイドが憎まれ役っぽいですが、公式のキャラ紹介を見ると「好物はプリン・ア・ラ・モード」とか書かれているという、なにやら掴めない奴だぞ!田所とのやりとりは、狐と狸の化かしあいっぽくて、なかなかに緊張感がありました。
普通に見ているだけでは、まだまだ力関係や全体の構図が把握出来ませんが、丁寧に描いていこうとしていることは伝わるので、今後の作品内での説明をじっくり待とうかな、という気持ちになります。
戦闘の結末は次回へと持ち越しになり、若干のおあずけ感。しかし、既にして、見ている者としては安心感があります。
次回も楽しませてもらえるんだろうな、という安心感。これは強い。
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1巻のジャケット。緑が基調となっていることもあって、とても爽やかなイメージ。
初回特典としてピクチャードラマが入っているのが嬉しゅうございますね。そういえばブレブレもXEBEC+バンダイビジュアルで、特典がピクチャードラマだったっけ。映像特典では、新規アニメに次いで、お得感のあるものだと思うのです。