スイートプリキュア♪#46「ズゴーン!プリキュア最後の戦いニャ!」
ラストバトルらしく、アクション作画に気合いの入った、見応えのある回でした。
そして、トリオ・ザ・マイナーにも、最後の見せ場が。こうなってから考えるに、作品中での勝ち組はファルセットだったけれど、実際のところおいしいところはバスドラとバリトンが持っていっちゃったんだなあ。ファルセット……不憫な奴よ……。
ラスボスらしく、忠実な部下だったファルセットを無慈悲に吸収して復活のノイズ。
さらにはバスドラ・バリトンをも吸収して、イケメンバージョンに。いやあ素晴らしい。ラスボスはやっぱりこうでないと。
いやドラゴン形態も好きだし燃えるけれど、人型だけれど人外の存在と戦うのもまた別方面で萌えるもとい燃えるよねっていう。
途中に差し挟まれたアフロディテの覚悟の演奏シーンは、ようやっと女王らしいところを見せてくれて、なかなかに感動的でした。というか、メイジャーランドの一般市民の皆様、勇気あるなあ。
眠りっぱなしで石になっちゃったメフィスト様には、涙を誘われましたが……。
しかし最近、メロディが皆を激励し、立ち上がらせる展開が連続しています。
このスイートプリキュアにおいて、各プリキュアには、もともとの環境やプリキュアになった経緯がどうであれ、ひとつの「キャラクター」としての扱いにはあまり格差が無かったのですが、ここに来てメロディ=主人公的な押しが目立つように。
話の焦点をくっきりはっきりさせるため、でしょうか。まあ相変わらず言っていることはどのプリキュアが口にしても違和感のない、互換性ありまくりなことですけれど。
ラストのように、四人で決意の台詞を分け合っているシーンも、どの子がどれを言っても違和感無い……よね。あえてそういう作りを心がけているのだろうし、心がけてきたのだろうな。
横一列、みんなで手を繋いでゴールする徒競走的な考え?
あるいは、プリキュアはプリキュアという集合意志なのか。それも面白い考え方かもしれない。
いずれにせよ、本当にラス前の次回、予告での引きは十分。ようやっと最終形態披露ですかぁ。待たされまくったぶん、作画その他、期待は高まりますよ!
次回は録画モードを上げて、保存しておこう。などと目論んでおります、はい。
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