あの夏で待ってる#1「困ります、先輩。」
メガネいいよね、メガネ。
先輩いいよね、先輩。
長井演出いいよね、長井演出。
そんな第一話でした。わかりやすい!
しかしいちばん心に響いたメガネは、おそらく出番極少であろうお姉さんだった。久川綾メガネ、しかもおねえちゃん。素晴らしい。口惜しい。
事前情報はあまり入れずに見た&やたら引き合いに出されるおねてぃシリーズとやらも未見ゆえ、だいぶまっさらに見ました。
そのうえでの第一印象としては、まず、青春してるなーというか青春のパーツがいっぱい散らばっていて、これがどんな風に、どんな物語を形づくっていくのか、期待感満載。
しかしそれだけだと個人的な好みの問題で若干退屈しそうだな、と思ったのですが、初っ端の主人公死亡or大怪我?と、なにやら面白げなSFギミックにより、お話にきっちりと引っ張られてしまいました素晴らしい。
ゆるいSF風味はラノベの道具としてもしばしば使われますが、このアニメの場合、どちらかというとジュヴナイルの雰囲気がありますね。
少年少女のためのお話。
……もとい、ちょっとドキドキしたいお年頃の、少年少女のためのお話。
あるいは、意図したものかどうか分かりませんが、ちょっとドキドキしてみたかった、かつての少年少女のためのお話。
ストーリーの発端ということで、まずは魅力的なキャラクターが多数配置され、しっかりとお披露目。
女の子達もみんなそれぞれ可愛くて、たいへん結構なことでございます。わたくし的には冒頭にも書いた通りおねえちゃんと、あと、檸檬先輩は不思議ちゃん可愛いですね。ヒロインのイチカもおっとりメガネ可愛い。うーん満足。
主人公も、最初に絵を見た時は正直がっかりしたのですが(すいません)言動や性格が描写されてみたら、だいぶ好感が持てました。
とりあえず、わりとまったり見ていく枠になりそうです。
OPとEDの演出も、さすがの長井演出なガチさで、最初と最後にこれを見るだけでもなにやら気分良くなれそう。
楽しい楽しみ。
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「ビードロ模様」 TVアニメ「あの夏で待ってる」エンディングテーマ
OPとED、どちらも素敵ですが、個人的にはEDのほうが好みでした。雰囲気ありすぎな映像と、雰囲気ありすぎなヴォーカル。一時は、すぱせるのヴォーカルもやってたんですね……うむ。成程。(何が、という突っ込みは禁止)