夏目友人帳 肆#2「東方の森」
前後編として一応の終わりを見せてくれて、ほっと一息。
的場との対立、反目のエピソードは、いつも決着が先送りで、消化不良感が残るのですが……まあ、これはもう仕様ということで、しょうがない。
この四期で、某かの結論を出してくれるのかしら。
それとも実のところ、ここまで描かれ続けている、揺るがない夏目の姿勢こそが結論である、と言えるのかな。
それはそれで納得。
前回、唯一お披露目の為されなかったニャンコ先生斑バージョン(あれ?本当は逆なのか?)がいっぱい登場して、たいへん嬉しゅうございました。
夏目の女たらしならぬ人たらしならぬ「妖怪たらし」っぷりもいかんなく発揮されて、さらに満足。もう妖怪ハーレム作れるよ。いや既に出来ているか。
でもって、基本設定や基本の話の流れをすべて出した第一話&第二話。お見事であります。
この作品の持ち味で、発揮されなかったのは「見た目or性格が可愛いゲスト妖怪」だけですが、それも来週は補完するっぽいし。
もう熟練の技として、安心して見ていられるなあ。
最初にこの的場話を出してきたことで、四期の方向性がいまひとつ掴めていませんが。
夏目は、夏目なので。
ゆったりした気持ちで、見守ろうと思います。
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夏目友人帳 厳選集~冬~ 2012年 02月号 [雑誌]
再録の別冊雑誌、という位置づけかな?原作未読でアニメだけ見ている人向け?しかし特別編とか小説版とかポスターとかブックカバーとか、おまけも充実で、原作コミックスを揃えているファンの信者力が試される感バリバリ。
こういうの、旅行の車中なんかで読むと良い感じですよね。