スイートプリキュア♪#45「ブォ〜ン♪ノイズの好きにはさせないニャ!」
大人キャラクターの存在感がちゃんとあって、きっちり責任を果たすのは、子ども向けアニメにおいて絶対に必要なシーンだと思うのです。
この作品の場合、責任を果たす=退場になっちゃうのが、見ていてちょっとしんどいですが……。
最終決戦に向けて、各陣営の整理が行われた感のあった回でした。ほんと、ラストが近いんだな。
というかスマイルプリキュアのCMにびっくりしたよ!何にって、2月5日開始予定ということは、あと三話しか無いんですよスイートプリキュアは!
それにしては何というか緊張感が足りないというか、いや大ピンチはピンチなんだけれど(音吉とクレッシェンドトーンの退場、追い詰められたアフロディテや住人達等)、いまひとつ実感が沸かないのは何故かしらん。あくまでも個人的な印象ですが。
少女向けだから、やさしくやさしくしてあるのかな。それもまた、ひとつの正義。
しかし、メフィストの件で食って掛かったキュアミューズや、ファルセットを説得しようとするキュアビートのシーンは、この作品には珍しく過去エピソードを背負ったものになっていて、やっぱりそういうシチュエーションは燃えるし感動するなぁと思ったり。
ものすごく個人的な問題(パパとママを引き裂いて!という)で怒ってしまうキュアミューズ=アコが、正直、初めて可愛く見えました。
キャラクター性と台詞、取りまく環境の合致。
いわゆる「ドラマ」としての、カタルシス。
……もう少し、味わえたはずなのにな。
前にも書きましたが、このアニメは、物語の「現在時間」以外を徹底的に排するポリシーがあったとしか思えない作りになっているし、それはそれで分からないでもないんですが。
ラストに向けて、響と奏にも、熱いシーンが用意されているのでしょうか。
序盤の喧嘩の連発が、ここで絡んできたりしたら、物凄く胸熱なんだけど……うん。
ゆるりと見て行きます。
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そういえばオールスターズのCMにもなかなかびっくり。まだやるのか!終わりじゃなかったのか!ちょっと嬉しいけどさ!
プリキュアはいつまでも終わらない、以前のプリキュアにも一年に一度は会えるのって、なにやら嬉しいですね。幼女時代に好きだったプリキュアに、中学生くらいになって再会したら、なにやら照れくさくて、でも嬉しいとか。そういう感覚もありそう。