スイートプリキュア♪#43「シクシク……不幸のメロディが完成しちゃったニャ!」
冒頭でのあからさまなお芝居中、女性声が違和感なくはまりまくっていたファルセットさんにうっかりときめきのようなものを。
なんか凄いぞ。凄かったぞ。
バスドラとバリトンは、何というか、毀誉褒貶の激しいキャラです。善悪のあいだ(というか洗脳と洗脳解除のあいだ)を行ったりきたりで、たいへん忙しそう。相変わらずファルセットの立ち位置だけ特別なのが不思議ですけれど、説明される日は来るのだろうか。
しかし三銃士だったとか、なにげにおいしいネタです。薄い本も作れそうです。嘘です。
決戦への流れを作る中で、一度、どん底まで状態が悪くなる。そのための段階的なエピソードでありました。
だいたいにおいてこういう、完成させてはいけないものとか、開いてはいけない封印とか、最悪の状態に持っていかないことにはクライマックスにはならないわけで。
通過すべき試練、と受け取ることも出来ます。頑張れプリキュアちゃんたち。
今回はしかし、プリキュアの誰よりも、メフィストさんカッケェ回でした。
過去のあやまち……と言っても、操られていたという点において立場は似たようなものなのに、きっちりと責任を取ろうとするとか、よいですね。ロイヤルデューティですね。
アフロディテさんにも、もう少し見習っていただけると……。
まあ、いずれにせよ、ハートのト音記号は奪われ、不幸のメロディは完成へと。
しかし次回の引きを見るに、なにがしかの幸運が降ってくるのか。っていうか考えてみたらパワーアップそろそろ?だったり?
次回、クリスマスの放映。暗いエピソードよりは、楽しいエピソードを期待であります。
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だいすきプリキュア! スイートプリキュア♪&プリキュアオールスターズ ファンブックvol.6 (講談社 Mook(たのしい幼稚園))
クリスマスといえばクリスマスプレゼント。ってもう準備するには遅い?
で、この本、ファンブックということでプレイブック的なものかと思いきや(そういう要素もあるようですが)、グッズの紹介本でもある模様。なんということでしょううっかりこの本を買った親御さんは子どもからの「これ買ってーこれ買ってー」攻撃に悩まされることでしょう……。
でも、10月末に発売されたものなので、表紙にしっかり真ミューズが居て、華やかな雰囲気が良いですね。スイプリはとにかく絵柄とデザインがきらびやかで、小さい女の子は眺めているだけでうっとり出来そう。