境界線上のホライゾン#12「平行線上への相対者」

 ラス前。最終回まであと1話。
 MX視聴だと放映順がいつも最後で、歯痒い思いをしていましたが、最終回は大丈夫。
 12月23日のオールナイト一挙上映イベント、チケットゲット済。行ってきますわよ!ああ楽しみだ。
 ちなみにタイバニの時と同じく、イベントのレポは上げますが、最終回そのものの感想はMX放映後に書く予定です。

 ともあれ、今回。
 アバンでの二代の回想が、なにか夢のようで、アクションに見とれつつしみじみするという、我ながら不思議な状態になっておりました。
 そして咆哮から、再戦へと。
 宗茂との立ち回りは、ひとつひとつの動作がいちいち格好良くて、シャキッと決まっていて、見ていて目に楽しかった。きっとこのへんも原作ではこと細かに描写され、説明されているんだろうなあ。と、想像しつつ見るのもまた楽し、です。
 そして、決着に至った要因として、父を、敵を称える二代さんまじ男前。謙遜であり、誇りであり。武者の鏡。これで一人称「拙者」さえどうにかしてくれれば!いや可愛いですけど拙者!

 戦闘そのものは文句無しの出来だったのですが、戦闘前の他キャラの激や、戦闘中の正純のカットインは、ちょっとだけもたつき感があったというか……ぴったり気持ち良くはまってくれなくて、勿体無い感じが残りました。これは、まあ、個人の感性の差であり、また、贅沢なのでしょうけれど。
 大規模戦闘の空気も、もう少しチャンチャンバラバラガンガンキンクンやっていて欲しかったように思います。うーん。

 ともあれ、ようやっと、トーリとホライゾンの対面。
 第1話からの念願である、叶いました。

 圧倒されたのは、何といってもトーリ@福山潤の長広舌。これは凄い。凄いとしか言えないくらい凄かった。
 なにが凄いって、ひたすら喋っているのに、内容がちゃんと分かる。漢字変換片仮名変換できて、さらに、トーリの気持ちも、きっちり乗せてある。
 そこから怒涛の、平行線。トーリとホライゾンが相対している姿、というのを見ているだけで、なにやらこみ上げるものも覚えつつ。会話の内容そのものは、やっぱりこう、分かり難くはあったのですが、合間にちゃんと他キャラの解説も挟まるし、説得……というより、互いの歩み寄りが成功したのだということは、よくわかりました。
 平行線から、境界線へ。
 いい言葉だなあ。

 平行線を保つこと……平行線の内に蹲ったまま、自尊心を保つことにしがみついている己を、振り返らずには居られませんでした。
 対話と理解。
 今、とても必要なもの。

 リボンをかけて、結びたい。

 とにかく今回は、トーリさんのきもかっこよさが異常でありました。あっ褒めてます今期いちばん好きですよトーリさんグッズ欲しいと思うくらいに。ええ。ラバーコレクションのシークレットが変更されてたいへん悔しいと枕を濡らすくらいに。ええ。

 しかしこれでお話開始当初の動機は解決したわけで。最終回はどのように事態を畳んでいくか、が描かれるのでしょうか。
 EDでの予告映像を見ると、なにやら不穏であったり、動きもありそうな。
 どきどきしつつ、楽しみに。一挙上映、行ってきます!

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TVアニメ 境界線上のホライゾン エンディングテーマ-Side Ariadust- 「Pieces」
TVアニメ 境界線上のホライゾン エンディングテーマ-Side Horizon- 「Stardust Melodia」
 2種類のエンディング、2種類のジャケット。けれど、2枚でひとつ。うまい構成だなあ。
 エンディングを明暗2種用意して、本編→クローズの流れを違和感なく繋ぐ手法を取っていたのは、なかなか斬新でした。個人的には「Pieces」の走狗たちが可愛くてしょーがなく。原作1巻上を読むまでは「なにこのちんまいの?」とか思っていましたがー。

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