機動戦士ガンダムAGE#9「秘密のモビルスーツ」
エミリーさんそこで頬染めないってどう、と思っていたら、見事にクリティカルヒットな場面で使われて、おおおおお……と。
頬染めの有効活用ってこういうことさ。
いろいろと話の道筋が整理された回でした。思えばもう9話。三世代ということで、初代のストーリーは、そろそろ加速していかねばなりませんものね。
出だしの工房探訪では、先週の引きであったUEのモビルスーツが格納されていることが、わりとあっさり流されて、拍子抜けするやらほっとするやら。
ウルフのモビルスーツを作った人間が、実は裏切り者だったりしたら、なんとなく生理的にいやだなーと思ったので。
と言うか、ウルフだけ、細かい仕草や表情に気合いが入っているように思ったんですが、気のせいでしょうか。えこひいきでしょうか。わたくしが注目しているだけでしょうか。これまでのところ、ウルフの性格や言動にはブレが無くて、愛されキャラでもあるんじゃないかなーと。
ウルフと一緒にいるとフリットが生意気で暴走しがちな子どもらしいキャラになる。尊敬できる兄貴分の前で、少々気が緩む、ということなのかな。
キャラが定まっていないように見えなくもないのがたまに瑕ですが、これはこれで微笑ましくて、好感度が若干高くなるのがいいんだよね。
グルーデックの造反(と言ってしまって良いでしょう)は、軍という組織に組み込まれぬままに主人公を動かしたいんだろうな、というお話上の都合が見えるような気がしました。
あるいは、主人公サイドを叛逆者というポジションに置くことかもしれません。
組織に呑み込まれず。孤高を保つ。いずれにせよ同じことか。
突っ込みどころは多々有りますが、アニメらしい割り切り方で、いいんじゃないかと思います。はい。
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商品展開の切り札であるはずの、切り札になるはずの、ゲイジングビルダー。実際のところ、どうなんでしょうね?トイザらスに置いてあるのを見たことはありますが。遊んでみたら楽しいのかもしれないけれど、ムーブメントレベルになるかどうか……。