クロスファイト ビーダマン#9「その名はレオージャ!」

 いや、あの、メカとは言っても、分解有りとは言っても、相棒がバラバラになりつつ苦しそうに喋るとか、なんか怖いから!シュールだから!

 強力なライバルの出現と、挫折、そしてパワーアップ。という一連の流れを、物凄い駆け足でこなしておりました。しかし次回予告を見る限り、未だ決着……勝負の、ではなくて、カケルの内面の決着は全然ついていない様子。
 もともとはカイトがこてんぱんにやられたことによる義憤、だったはずが、どこかで感情を掛け違えてしまった。そのへんの流れ、なかなか見事でした。
 ドラシアンとの齟齬が生じるあたりも、王道お約束。意志の疎通は大事ですよ、うん。バディものなら、尚更。

 110の王が素敵お間抜けインパクトなオウガも、いい味出してました。ライバルなんだけど、なんとも憎めないキャラ。
 というか、ここからクロスファイトへの参戦って、西ブロックではあるけれど、実質カケルの後輩というか後発ビーダーになるわけで。
 なかなか面白いポジションだなーと思います。

 次回からの展開も楽しみ。
 15分番組であり、かつハイスピードでぽんぽんとエピソードを畳み掛けてくるので、飽きずに見続けられる、今期の個人的なダークホースなんですが……見ている人、少ないね。子ども向けホビーアニメからしょうがないんだけど、残念だな。

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 今回のラストで貰っていた強化パーツってこれかな。カスタマイズして遊ぶ玩具の楽しさ。男の子の玩具らしくて、良いなあと思います。