機動戦士ガンダムAGE#7「進化するガンダム」

 勢力図の面倒くささ、理不尽さを描く序盤から中盤。
 しかしUEという共通の敵が出て、そこで水入り、なのでした。これが今後、両陣営の動きに、どう影響を及ぼすのか。
 ……って、UEの脅威なんて、元からあるものだから、変わりようがないのかな。どうなのかな。

 構図そのものは、王道のガンダムっぽさが無いでもないんですが、とにかくあのボスに付き従うふたり。の戯画的な絵のせいで、緊張感が抜けてしまうのが残念でした。政治的(……?)な話の堅さを、あれで和らげているのかしらん。

 子ども&エミリーのシュプレヒコールはご愛敬。というか、子どもら、ノリ良すぎ。あとリリアって人望あるんだな、と思ったり。
 そういう描写(リリアが実はガキ大将だったり、逆に可愛がられて人気っ子だったり)を前回に少しでも入れておいてくれたら、あるいは子どもたちが大人たちのぐだぐだに不満を抱く熱血なシーンが描かれていたら、とても燃える場面になる可能性もはらんでいたと思うのですが。ちょっともったいない。

 そういえば、あのガンダムの動き、エヴァ走りだ。と思ったのは自分だけではなかった、らしい。意図して入れたパロディなんでしょうか。それとも偶然?

 ところで、今回いちばんの見どころはラーガンの活躍だと思います。ラーガンとかウルフとか、このへんに出番があると、けっこう良い感じに見ていられるなあと。
 というか、ウルフの出番が無い回は、淋しいなあ。

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 タイタスさん。活躍シーンは来週に持ち越しでしょうか。キットとしての出来はなかなか良いらしく、amazonレビューは高得点。動かして面白い、らしいです。