機動戦士ガンダムAGE#2「AGEの力」

　あれっ第一話よりだいぶ面白かった。
　これがなくちゃガンダムじゃない、「避難するコロニー住人」の描写が楽しかったし、とてもとても大雑把だけれど一応SFアニメとしてのギミックが出てきたし、ヒロインふたりとも可愛いし。

　エミリーは第一話では全然魅力が感じられなかったのですが、今回はちゃんと能動的な姿勢が打ち出されており、またAGEシステムを見つめる真剣な様子がちょっとツボに入りました。後々、フリットを支えていくことになるのだろうか……という予感を抱かせる、小さいけれど、良いシーン。
　一方のユリンは、ガンダムらしい不思議系ヒロインとして、登場即おいしいキャラ立ちっぷり。不思議能力の説明が腑に落ちるものであることを切に願います。デザインの可愛さは鉄板、正直エミリーよりも好み。

　話の方は、相変わらず突っ込みどころ多数ながら、なんだか勢いと絵の力でうっかり引き込まれて見てしまいました。
　コロニー脱出方法にせよ武器生成にせよ、強引極まりないのだけれど、このへんは「子ども向け」感が良い方向に働いている気がします。
　実際、あの武器生成システムのシークエンス、子どもが見てたらわくわくするだろうし。
　まあ、その、今週のびっくりどっきりメカというのは、いかに良く出来た演出だったかという（略）

　フリットも一話と比べて、大人と接触する場面が少なかったせいか、それなりに等身大のガンダム主人公に見えました。
　その他、サブキャラの描写も、いろいろと面白かった。グルーデックさんの暴挙とか、ミレースさんの諦観とか、ブルーザー司令の「ひみつのだっしゅつ」芝居とか。

　とりあえず、第一話よりも面白かったことは確かなので、監督自らハードル上げしている注目の第三話が楽しみです。

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　HGシリーズから、ガフラン。えっ変形するの？パーツ差し替え無しで変形するようですよ奥さん！amazonレビューを見ても、出来はなかなか良さそう。っていうかロボット魂から出るほうはパーツ差し替えで変形するとか、素人考えだとそれって逆じゃないの？と思ってしまうんですが。どうなんでしょう。可動メインかどうかの違い？