うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%#4「世界の果てまでBelieve Heart」

 ええっ。
 金春智子脚本じゃなくなったらどうなるんだろうって心配してたら島田満脚本とか、どうなってんのこの本気布陣。

 そんな、本日もハイクオリティの本作でした。
 話題の作画にしても、冒頭のふしぎなおどり(ゲーム版の曲を使ってくれるとか、ファンに嬉しい)、レンのサックスの運指。
 見応えありすぎで、大丈夫なのかこれ、と心配してしまいますが。関連CD&ゲームの成績がなかなか上がっているようなので、OK。……なのかな?
 クオリティの高いメディアミックスによって、すべてのタイアップが引っ張りあげられるのは、理想的な展開、かつアニメとゲームの蜜月関係が成立し得ることを証明するものになると思うので、ひとつのモデルとして、ぜひぜひ成功して欲しいものです。

 今回はレン回。
 真斗との確執や、過去の経緯、そして春歌との接触&好感度アゲなど、盛りだくさんの内容でした。
 よくぞ綺麗にまとめてくれたなあ、と。
 ついでに、説明しつつファンサービスにもなっている、レンと真斗の少年時代が可愛すぎて至福でしたよ、と。
 春歌が歌詞を拾い集めるのは、お約束ではあるけれど、けなげすぎて良い子すぎて、幸せでしたよ、と。
 なにげに男子6人(+一匹)全員にきっちり目配りして出番を作ってあるのも、凄いと思いました。これまでの春歌との関わりによって作られた人間関係を、ちゃんと反映したやりとりになっているし。
 それでいて、きっちりとレンが主役。素晴らしい。

 しかしなあ。ぐだぐだ理屈をこねてみても、結局、最後に歌が流れると、力技で説得されちゃう。
 悔しいけれど、それこそが、歌(音楽)が力を持っているという作品のテーマを体現しているわけで、まんまとやられちゃってるなあ自分。

 今週はネタ成分が少なめ(ほぼゼロ?)でしたが、乙女ゲー原作アニメらしく、乙女成分濃厚で、照れ照れしつつ見て楽しめました。
 次回のお当番は誰かなぁ誰かしら。楽しみ楽しみ。

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 amazonで現在品切中とか。アニメイト池袋店も、昼間、売り切れだってツイートしてたっけ。
 そしてランキング音楽-6位とか、いったいなにが起こっているんです?