ガッチャマン クラウズ#3「Futurism」
ガッチャマンクラウズ。
ガッチャマン・クラウズじゃなくて、ガッチャマン&クラウズなのかしら。あるいは、ガッチャマンV.S.クラウズなのかしら。
予測不能の面白さ。オリジナルアニメの面白さ。
SNSから繋がる、SNSから発信される正義。
ギャラクターの行う正義。世界のアップデート。
爽快感のある展開、のように見せかけて、ひとつ踏み間違えたら、どこまでも暴走してしまうだろうという不安感。自分達を「正」の側へ置き、目的のためなら手段は選ばずともよい、としてしまう迷いのなさ。
ミッションコンプリートのコールの気持ち悪さ。
「正義の為」にデマが拡散される様子を数限りなく見てきたここ数年に加えて、視聴前にちょうど(?)パーナさん騒動なんてものがあったこともあり、そらもういろいろと気持ち悪かったです。
作り手側の狙い通りに。思惑にまんまとはまって。
どこかで絶対、引っくり返しは来るのだろうけれど。
しかし三話でこういう広げ方をしていて、これ、1クールだよね?大丈夫なの?などと余計な心配もしてしまう。制作体制然り。一視聴者の身で、ほんと余計な心配ですが。
それにしても、ネットの利便性、光の部分を垣間見て認識を若干改める清音に対し、すかさずカウンターでネット万能主義というわけではないことを諭しアピールするはじめは、どこまで自身万能キャラになっていくのか……っていうか先輩はどこまでdisられキャラが続くんですが。扱いひどすぎませんか。
真面目で融通のきかない人物が作品内でサゲられるのは、ほんと、苦手。
対して、はじめが折れる日は来るのかなぁ。あくまでも最強キャラとして、はじめの存在そのものが世界の中心として、話は回っていくのかなぁ。
はじめのキャラクターに加えて、牛乳の騒動もまた、リアルの事件を連想させて、見ていてしんどいのですが、話の面白さ、どこに転がしていくのかまるで見えない現状が、視聴をやめさせない飽きさせない。
困ります。困らない。困った。困りません。
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これ名前は聞いたことあっても内容は全然知りませんでした。短編フラッシュアニメなのね。っていうか結構な人気作品だったのね。フラッシュアニメやミニコーナー内のアニメは基本的にスルーしちゃうからなぁ。
旧作が懐かしくなったら、こっちを見るのがよいかしら。別方向の楽しいダメージを受けそうで、そこが良さそうかしら。かしらかしら。