ガッチャマン クラウズ#1「Avant-garde」(新)

 お洒落!でもガッチャ!
 可愛い!でも文具ヲタ!
 スタイリッシュ!でも作画が(略)

 ええと。
 旧作は小さい頃&中学生くらいの頃に再放送で見ていた記憶があります。それなりに好きだった……はず。あとサミーの初代のデジハネは名機でしたね総統萌え。関係ないか。
 とりあえず、ガッチャマンの名を冠しておりながら、既存のイメージのガッチャマンらしさは1ミリもありませんでした。が、これはこれでまあいいかな、と思ってしまうのは、私が元から中村健治監督作品をわりと好むからでしょうか。と言っても「C」「つり球」のイメージですけれども。

 話そのものは、ヒロインが素っ頓狂なタイプであることを除けば、至極オーソドックスな導入部を、至極真面目にこなした第一話、という感じ。
 そこに演出の味わいで濃淡をつけて、映像で魅了しつつ、設定と登場人物をスムーズにスマートに理解させてくれました。
 見ている最中は、シーンぶつ切りな雰囲気アニメっぽい印象があるのですが、終わってみれば、選ばれた人が身体から手帳を抜かれてガッチャマンになるよ!変身できるよ!(出来ない人もいるよ!)宇宙から来たなんかと戦っているよ!という設定の大筋と、主なキャラクターの見た目&性格は、ちゃんと頭に入っているという。

 ヒロインのはじめについて。手帳フェチっぷりを発揮する登場シーンは、なかなかに魅力的でありました。その後、何にでも喰いついて、好奇心旺盛、物怖じゼロ、むしろこの子が異星人なんじゃないのっていう(ぶっちゃけ「つり球」のハルを思い出す)天然不思議ちゃん。
 若干うるさく感じる場面もありましたが(常識は無くていいけれど良識はあって欲しい、というか、人の話はちゃんと聞く礼儀が欲しい)、とにかく見ていて飽きないし、巨乳だし、見ていて楽しいし、巨乳だし、文房具ヲタ可愛いし、巨乳だし。
 しかしその天然の矢面に立ち、第一話から苦労人の風情を漂わせている清音が、若干気の毒ではありました。はい。
 当面はこの二人がデコボココンビになるのかな。ほんと苦労しそうだな先輩……。

 とりあえず、自分内での掴みはOKであります。ガッチャマンであることへの「?」な気持ちは拭えませんが、スタッフ的にも期待値は設定済であるし。
 今後も続けて、視聴していきます。

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 えっ。ガッチャ盤って何。がっちゃまん。がっちゃばん。駄洒落か!
つまりは、世間一般に呼ぶところの「アニメ盤」というわけで。いやまあこういう意味不明なノリは嫌いじゃないですよ。むしろ大好きですよ!

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