うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%#13「マジLOVE2000%」（終）
ツッコミどころ満載はすでにデフォルト。
ライブ熱狂もすでにデフォルト。
シャイニーの謎理論は……その発想は無かった！
ラストにアンコール扱いで1000％は……その発想も無かった！
そんな、予想通りのカタルシスと、予想外のサプライズとを取り混ぜて、大団円な最終回でありました。
ここまで来たらST☆RISHの凄いライブ。を見せて圧勝する、その展開しか残っていないわけで、あとはどんなベクトルで、どれだけ魅せるか、という問題。
しかしまさか人類補完計画を見せてくださるとは思いませんでしたほんとうにありがとうございました。いやアグナダンスのポーズが十字架に見えてですね、人類がみな地球から光の柱になってですね……こんな人類補完計画ならうっかりパシャってしまうかもしれない……。
EOEも遠くなったなぁ。
閑話休題。
2000％は文字通り宇宙の彼方までかっ飛ばしていただける衝撃映像。堪能いたしました。本当のところ、もっと普通に踊っているシーンが見たかった、という気持ちもありますが（1000％の時のような大幅な追加をやっぱり期待していた）、ある意味この二期らしい作りでもあるなぁと。とにかくテンションぶっぱ、アゲてアゲて、異世界へGOGOしちゃおう！っていう。
楽しさ、愉快さを第一義に。
かわりに、サプライズの1000％が、感動成分をしっかりと担ってくれていた気がします。
すべての始まりだった歌。皆が口ずさむ歌。
ここで1000％のライブ作画もぎっちり仕上げてくれていたら、感動大往生レベルでしたが……流石にそれは求めすぎか。
いずれにせよ感動的でありました。ついつい歌っちゃうよね。一緒に合唱しちゃうよね。
エンディングは一期と同じ演出で、マジLOVE1000％の2番へと繋げてくれたことも。セシルの歌唱が加わっていたことも。
それにしても、宇宙までかっ飛ばした後に、起点と輪にして締めるというのは、面白い作りであるなぁ。
とりあえず、総括。
一期であれだけお祭りアニメをやっちゃって、二期をどう作るのか、続編シリーズで増えたキャラクターをどうするのか。わりと不安がありましたが、超演出のパワーアップにより「お祭りの継続」をてらいなくやってみせて、毎回見終わって素直に「あー、おもしろかった。今日もぶっ飛んでた」と、良き眠りにつける、楽しい作品として、完成度は高うございました。
反面、乙女ジャンルらしいきゅんきゅんなときめきについては、少々物足りなく感じることもありましたが、アニメという三ヶ月のお祭りにおいては、これも正道。華やかにきらびやかに動くキャラクター達を、さらに華やかできらびやかな舞台の上で、存分に楽しませていただきました。
HE☆VENSはともかく先輩達の出番や扱いはもう少し欲しかったなぁとか、セシルへのウェイトのかけかたが若干アンバランスであったなぁとか、デフォルメ顔の多用は一長一短だなぁとか、細かい部分の心残り、不満もありますが。
総じて、とても楽しめた三ヶ月。
スタッフの皆様、おつかれさまでした。ありがとうございました。
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BDのデザインは三人一組で。って、人数的にどういう配分になっていくんだろう。けっこう気になりますね。
今回、BDとDVDが同一価格ってのは、面白い試みであると思いました。同一価格だと女性もちゃんと（？）BDを買う現象が観測されたのも面白かった。そうか……やっぱり、画質の良さよりも、ちょっとの価格の安さが大事なのか……？
