ちはやふる2#22「めぐりあひて」
千早と詩暢との対戦。
ダディベアとマミーベアの対戦ですね分かります。違うって。このふたりの、微妙すぎるゆるキャラというかキモカワキャラ好きという共通点、毎度のことながらすごく楽しいんだよなー。高まりすぎた緊張を緩めるのに、絶妙な効果があります。
怪我をおして臨む……むしろ「挑む」千早の姿が、ぼろ負けしてなお美しく。
負傷というハンデを考慮しても、こんなにも実力差があるのか、と暗澹たる気持ちにもなりましたが。そんな中、「しのぶれど」を取ったことにより、一矢報いたシーンは、見ていても快哉を叫びたくなるものでした。
仲良しこよしの団体戦かるたをずっとdisってきた詩暢の過去エピソードがここで差し込まれて、いわゆるトラウマと呼ぶには小さな出来事ではあるけれど(子どもにとっては友達を失うって大事ではありますが)、それゆえに実感として迫るものがあります。
かるたを始めたころの、幼い詩暢が可愛すぎて、また切なく。
だからこそ、千早のひとことによって救われる詩暢、という構図が、とても美しく。再戦の約束が、さらに沁みる。
いずれも同じ、かるた馬鹿。
ラストで菫に視点が行くのは、かるた馬鹿が伝染していくのを、示唆する意味合いもあるのかな。
とか言いつつ、菫は菫で、彼女らしい距離感を持ってかるたと付き合っているのが、また楽しい。面白いです。
太一も同じく、千早や詩暢、新といった「かるた馬鹿」群とは少々違った立ち位置におり、それを本人も自覚している。けれど、どうしようもなく惹かれ、燃えてしまうものもある。そういったアンバランスさが、魅力となっているんだよなぁ。
B級決勝戦。その結末が楽しみです。
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これはなかなかシャレオツで良い感じのグッズ。同じカレッジロゴを使ったTシャツなどもラインナップにあるようです。ぱっと見るとアニメグッズには見えない、けれど、さりげなく(?)ダディベアがあしらってあるとか、うむ。良いかんじです。