宇宙戦艦ヤマト2199#13「異次元の狼」

 フラーケンがネモネモ言われておりますが。ヤマト3のが先だからな!?旧作から基本のデザインのラインは変わっていないからな!?

 参考までに。ファンのかたのブログ記事ですが。

 宇宙戦艦ヤマト オフィシャルファクトファイル19:ミクロ 平行世界

 ……うん、まあ、キャラデザのリファインで、方向性が凄く似たことは認めます。はい。
いいじゃない。潜水艦とか潜航艇の艦長のスタンダードってことでいいじゃない!(ちょっとヤケクソ)

 それはまあ、置いといて。
シリーズを通しても、いぶし銀というか、渋い戦闘な回でありました。地味といえば地味なんですが、沖田艦長の病状悪化と同時進行で、緊迫感はなかなかのもの。新見と古代の対立(というか意見の相違)が、さらに緊張を煽ってくれます。
 新見が、ここで、強く存在感を出してきているのがミソ。今までもあやしい(妖しいと怪しいの両方を兼ね備えております)動きを見せてはおりましたが、この話においては、古代を逐一「誰か」と重ね合わせている心情が強調されていて、いいかんじにメロドラマの予感を漂わせております。
 雪が表ヒロイン、玲が対抗ヒロインなら、新見は裏ヒロインだよなぁ。実においしいポジション。メガネの才媛ってだけで、昨今は貴重でもあります。今回はちょいと負け組でしたけれども。

 ところで、信者フィルターというものとはまた少し違う、いわゆるチャンネルフィルターというものが、ヤマトについても確実にあるのではないかと思います。
 ギャグアニメを見る時、キッズアニメを見る時、ホビーアニメを見る時。分かりやすく言うとプリキュアを見る時。自然とかける、世界観に合わせたフィルター。
 それと似通った「ヤマト浪漫フィルター」ってのは確かにあって、それは例えば旧作だったら真空中でマントがなびいていたとか会話が出来たとか、そういうことで。いやこれらはひどすぎたけど、時代が時代だから許そうよ、ウン。
 で、2199については、そのへんの曖昧すぎた部分をかなり詰めているわけですが、これにより逆に違和感を持ってしまう人もいるんだなぁと。
 ミリタリーSF、あるいはハードSFのような外見をしていながら、実のところスペースオペラの範疇であり、人情噺が主であると、旧作ファンは直観的に知っているので、これすなわちフィルターなのではないかなぁとか。

 まあ、ファンの寝言です。信者フィルターで片付けられてもいいです。しかし、もう少し鷹揚に見てくれたら嬉しいなっとか思うわけです。それだけ。

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 8月発売予定のポスターブック。描きおろしも収録、10枚組ですって。
 ヤマト関連グッズはけっこうな数が出ていますが、劇場で販売されたものがAmazonマケプレでぼったくり値になっていることも多いので、けっこう注意が必要。
 それはそれとして、書影なり商品画像が無い時にズバーンとロゴで代用しちゃうマッグガーデンさんはちょっとどうかと思う!

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