うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%#6「オレンジラプソディ」

 メガネクールビューティ、実は弟が好き好き大好きなお兄ちゃん。属性的には満点だったのに、萌えそうで萌えられなかった。ふぬぅ。多分黒髪じゃないからだな。黒髪、大事。うむぅ。でもって、回想内でショタレンにわかりやすくデレている様子があれば、だいぶ違ったな。むぬぅ。
 メガネ萌えの歴史がまた1ページ。兄萌えの歴史がまた1ページ。深い意味はありませぬ。

 金春智子脚本回だけあって、一期のノリに立ち返ったような、うたプリらしいうたプリといった作りで、良い意味で見ていて安心感のあるお話でした。
 基本となるエピソードはキャラクターの生い立ちに関わった少々重め(実際はどうであれ、当人の心に影を落としている)のもので、それがヒロインである春歌や周りのキャラクターの影響・助力を受けて、反転または改善し、昇華される。
 その合い間にシュールで笑える超演出(むしろ超☆演出とか言いたい)を挟んで、全体の雰囲気を緩和し、また独自の世界を作り出す、という。
 ほんと一期っぽかったなぁ。いろんな意味で。

 違いと言えば、春歌の比重が割合的に軽くなり、セシルが準ヒロイン(えっ)もとい準主人公として一翼を担っていることと、各人の置かれた立場が変化し、個々の精神的重圧は大きく減少していること。かな。
 ゆえに、全体的な雰囲気がより軽やかになっており、見ていて楽しい気分がより高まっているような気がします。
 反面、負から正に転じるカタルシスは減少していますが、うたプリという作品の方向性、ひとつの選択として、じゅうぶんに有りというかベストチョイスなのではないかと。

 レンは、原作の一作目では、あんな軽いノリノリに見えて、実は全キャラでも一、二を争うほどにSというかMというか耐え忍ぶ感の強いルートだったので、今現在の春歌に甘々な様子を見るだけで、じゅうぶんに溜飲が下がる。ってのもあります、ハイ。
 ともあれ、見どころは多く、美麗作画でのイケレンが堪能出来て、歌の使われ方も素晴らしく。楽しゅうございました。

 まるでご褒美を貰っているような、毎度の楽しさ、毎度の眼福であります。困った。困らないけど。こんなに優しくされていいんだろうか、という戸惑い。

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うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000% B2タペストリー 聖川真斗&神宮寺レン
 グッズ展開が潤沢でいいねぇ。量より質という説もないではないけれど、やはり数が出ていないと、選ぶ楽しみがありませんもの。
 タペストリーとかポスターとか、部屋を染め上げられるアイテムってのは、大事です。大事。わたくし小さい頃から部屋にアニメのポスターを貼る性癖がありまして、ええ、今も貼ってあります、ええ。うっかり他人を部屋に上げられない……。

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