コミック『クロスファイト ビーダマン(1)』

 今さらながら、購入・読了いたしました。

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クロスファイト ビーダマン 1 (てんとう虫コミックス)

 1巻は去年の7月に発売されていたのですね。で、2巻が、今年の6月発売予定。スローペースですが、一回あたりのページ数少なめ&月刊連載(8話収録、「コロコロイチバン!」での連載)なので、しょうがないのかな。

 連載開始は2011年12月号から。アニメ放映開始前であるため、初期のエピソードにおいては、キャラクターの性格や言動、ことに口調などに少々の齟齬がありますが(例えばカケルの場合、わりと不敵な表情をすることが多かったり、「ミステリー」の口癖はなく「謎」「宝物」などそれらしいキーワード全般に反応したり)、後半の話になるにつれて、アニメのキャラクターに寄せていっているようです。
 1巻での主な登場人物は、カケル、スバル、シュモン。ナオヤ、ダイキ、バサラ。名前は出ないけれど、進行役の少女はどう見てもルリ。
 それと狂言回し的な進行役として、タマちゃんこと玉田タマ男という、いかにもコロコロらしいキャラがおります。時々、アニメにも顔を出していますよね。画面の隅っこにいる、アフロに蝶ネクタイスーツのチビっこキャラ。あれ。

 ストーリーはアニメをなぞるわけではなくて、かなり簡潔に要約(というより翻案)しつつ、毎話きっちりとクロスファイトをやっております。
 完全にパラレルものですが、ただなぞるよりも個人的には歓迎。

 なんといっても、登場人物に、アニメを見ていて一押し二押し三押し四押しのスバル・シュモン・ナオヤ・バサラ(順不同)が居るので、わたくし的にはとても満足出来る一冊でした。
 絵もストーリーもこなれていて、達者で可愛い。

 ナオヤさんは噂どおり、登場しょっぱなから鬼畜イケメンっぷりを発揮しております。
 でも基本的に一話完結なので、登場以来、毎回敗退してしまっているという。お気の毒。

 負けじとスバルさんも美少年。うーん眼福。

 ストーリーは年少向け作品らしく単純明快ですが、丁寧に作られており、画面を細かい部分まで描き込んであるので、読んでいて普通に楽しいです。
 アニメとの差異を面白がる、くらいのスタンスで、ゆるり読むのなら、十分に満足できるファンアイテムかと。
 なんつっても税抜き390円だもんなー。未だに390円なんだなーいいなー。
 基本的にB6版、600円越えのコミックスを買うことのほうが多いので、感動的に安く感じてしまう……。

 とりあえず、来月発売の2巻も購入予定であります。

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