銀河機攻隊 マジェスティックプリンス#5「小惑星基地潜入作戦」

 今期のロボットアニメの中で、唯一の正統派、最も「ロボットアニメ」している作品。と、言われるようになろうとは、第一話の時点では思わなかった。
 しかし、第五話まで来て、確かにこれは正調ロボットアニメなのだなぁと。

 完全に軌道に乗った、と言える出来栄えのエピソードでした。
 先輩のガッカリ3は、予想通りの造形ながら、それゆえに安心感のある(逆に死亡フラグビンビンで物凄い不安感もありますが)人物像となっており、見ていてとても気分が良かった。ミーティングでガチガチな後輩を、スズカゼをナンパするというさりげない(?)方法でリラックスさせたり、悩めるヒーロー予備軍(?)イズルくんにアドバイスしたり、人生の先輩らしく(?)AVを貸し出したり。ってなんで全部に(?)を入れてしまうのだろう!
 AV視聴のザンネン5は、コテコテお約束ネタながら、それぞれの反応が可愛くて彼ららしくて、うはうは楽しく見てしまいました。女子組、ことにケイの楽しさもさることながら、やはりここは男子組。男の子でも、スルガみたいな反応も有りなんだなー。有りだなー。実際、初めて見ると、けっこうグロテスクに感じるものですからね……って何を言っているのか。

 戦闘行動は、毎度のことながら、ロボットアニメのお手本を忠実に踏襲しつつ、ちゃんとこの作品らしい見応えが加味されており。
 今回とくに実感したのは、戦闘時、ロボットに乗った状態の彼らを、彼らと認識出来る……ロボットの動きを、キャラクターの動きにきっちり投影して見ることが出来るようになっているなぁ、ということ。
 ローズ3はタマキだし、レッド5はイズルだし。うん。
 私がロボットアニメを見る時に、いちばん大事にする、「人の意志が介在する、人の意志が投影されたロボット」に見えてきた、ということ。これが何より、今回の収穫。

 毎回ほんとに好きになっていきます。一話ごとに好きになっていきます。
 これはもしや恋かしら!
 ……とっくに入っているかもしれませんが、今後の感想はより一層、「好き好きフィルター」(あまり好きな言い回しではないけれど、一般的に言うところの「信者フィルター」)がかかっていくかもしれません。
 ご理解いただける方は、よろしくおつきあい下さいませ。

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サヨナラっていう
 DL購入しました。メイトあたりで特典つかないか確認すれば良かったかな。
 なんとなくオープニングよりも好みです。歌詞があまり突飛じゃないから、かしらん。しっとりと終わるエンディング、好きですよ。でも、暗い未来を想起させるのは、ちょいと恐いです。2番以降の歌詞を見ても、あまり明るくはない……うううん。

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