DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION#3「2ND DAY 激動の月曜日II」
死亡フラグ回避ならず。これはけっこうどっきり。今後の緊張感を保つという意義もありました。
なにやら原作プレイ済の人の間にも衝撃が広がっているようで、既知のストーリーとして安心して見ることが出来ない仕掛けになっているのかな？
まあ、アニメだけ見ていると、なんかゲストキャラが出てきて死んだ。という、わりと普通の単発回に見えるわけですが。
ここでもっとインパクトを出すには（そして主人公により重いトラウマを背負わせるには）ダイチかイオを死なせるべきではあったよな、とか、原作を知らぬ身としては思ってしまった。そんな展開、嫌だけどね！ダイチはわたくしの視聴意欲の四割くらいを占めておりますし。
前回までは東京都内の閉鎖環境が舞台だったので実感がなかったのですが、大阪も凄い被害を受けていたのですね。っていうか日本中なのか？世界中なのか？
もっと俯瞰的に災害の規模を知りたいなあ。
ファイアウォールが続々と突破されていく焦燥と絶望感は、なかなかに盛り上がるものがありました。
しかし有能な科学者はもれなく美女or美少女。っていう最近の風潮。あまり好みじゃないテンプレだなー。原作はDSゲームだし、しょうがないか。
意外と頑張るイオちゃん、意外と頑張れないようで少し頑張る（ラー油？）ダイチ、安定の「仲間を守る！」な主人公、とメインキャラはそれぞれに自分の役割をこなしていて、相変わらず見やすいアニメであります。
ほんと、物語の（人死にその他の）緊張感とはまったく別の部分で……多分、メタな文脈の安定・安心なのだろうと思うのだけれど、すごくリラックスして気軽に見られる作品です。良くも悪くも。
◆amazon link
DEVIL SURVIVOR2 the ANIMATION(1) (Gファンタジーコミックス)
コミック版。ゲームのコミカライズではなく、あくまでもアニメのコミカライズであるそうで、アニメから入った人には違和感なく読めるのかな。表紙は少女マンガテイストながら美麗ですね。レビューを見ると、微妙に表紙詐欺らしいですが。
……ここ数年、デジタル化が進んだために、コミックの表紙買いの危険度がものすごく上がっちゃった気がします。
